一戸建て住宅の魅力のひとつは、庭があることですよね。マンション暮らしから一戸建てに住み替える場合、庭の存在は重要なファクターになります。

住宅を売る場合、購入希望者に内覧してもらいますよね。この時、家の中は掃除して綺麗にしても、庭までは気が回らないってことがあります。でもね、購入する立場になれば、やっぱり庭は気になりますよ。

内覧する時、購入希望者はこの家で暮らすイメージを描きながら見ているのです。雑草が生え放題で、使わなくなったプランターが転がっている。そんな庭の光景を見たら、あなたはどう思いますか?

「この家に越してきた後、庭の手入れが大変そう」

「庭があるのは良いけど、手入れをするのは面倒だな」

そんなふうに思ってしまったら、購入希望者のテンションは下がりますよね。

では、庭に樹木や花壇とかがあって、綺麗な花が咲いていれば良いかというと、必ずしもそうとは限りません。

綺麗な草花が嫌いな人は、まずいないでしょう。

ただ、鑑賞するだけならネ。

でも、自宅の庭となると、ちょっと話が違ってきます。

花壇の手入れってけっこう大変だし、樹木があれば季節ごとに選定しないと枝が伸びてお隣に迷惑をかけてしまう恐れもあります。

それに樹木や草花があるということは、蜂などの昆虫がいるということでもあります。それって当たり前の話ですが、意外と虫を嫌う人が多いのです。

小さなお子さんがいる場合は特にその傾向が強いですね。雑草のアレルゲンや虫によるアレルギーなどは気になります。かといって子供への影響を考えると、殺虫剤や除草剤を使うのも怖い気がしますからね。

「だったら、マンションに住めば良いじゃないか」って言いたくなりますよね。

でも、それを言ったら身も蓋もない。

そこでお勧めなのが、ハーブの活用です。ハーブの中には虫よけ効果があるものがあって、ペパーミントはその代表格です。

ペパーミントは繁殖力が強く育てやすいので、手間もかかりません。プランターで育てることもできますが、直接庭に植えると雑草が生えにくくなります。

その他には、ローズゼラニウムというハーブもお勧めです。別名、蚊嫌草(カレンソウ)とも言って、読んで字のごとく蚊が嫌うハーブです。

一般的な草花と違って手入れが楽で、防虫効果がある。それに、今時の奥様方はハーブがお好きですよね。

ということで、庭付き一戸建てを売りに出す際、庭にハーブを植えておいては如何でしょう。ハーブ効果で、あなたの家の魅力をアップさせてみては。

 
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