今日は、高橋です!
本日はゼロエネルギー住宅についてです。
ゼロエネルギー住宅をご存じですか?
ゼロエネルギー住宅とは、家庭で使う電気、ガスのエネルギーを太陽光発電システムなどによって賄う住宅のことです。
経済産業省によってゼロエネルギー住宅に認可されるためには、次の条件を満たしていることが必要です。
・太陽光発電システムなどで作り出されるエネルギー量がその建物で消費されるエネルギーと等しいか多い。
・断熱性能が基準を満たしていること
・自然エネルギーを取り入れた設計手法がとられていること。具体的には開口部通風利用システムや、日射連動シャッターなど。
・エネルギー使用量と作り出されたエネルギー量(創エネルギー量)を計測してデータを蓄積できる計測装置を導入する。
・太陽光発電システムは必須
・ゼロエネルギー住宅のメリット
ゼロエネルギー住宅では、作り出されたエネルギーは家庭で消費しますが、余った分に関しては売ることができます。春から夏にかけては作り出されたエネルギーの方が消費エネルギーを上回りますが、秋から冬にかけては逆に消費エネルギーが多くなります。
しかし余った電気を売ることによって収支はプラスとなるように設計されていますのでご安心を。
最近では太陽光パネルの値段が下がったので、ますますゼロエネルギー住宅が増えてきました。ある会社で統計をとったところ年間光熱費の収支は17万6000円のプラスだったとか。思った以上にお得ですね。余った分はローンの返済に当てられます。
また、ゼロエネルギー住宅は断熱性がよいだけではなく、エアコンのスイッチも電気代を気にしないで気軽に入れることができます。そのため、夏は涼しく、冬は暖かく快適に過ごすことができますね。
ただ、ゼロエネルギー住宅にもデメリットがあります。それは、間取りに制限がある場合があるということ。こだわりの家を建てたいという場合はゼロエネルギー住宅にできないこともありますので、ご注意ください。太陽光パネルの重さは500kgから800kgですので、それを支えるための屋根の強度や耐震性を高めるような技術力が必要なのです。
そのため、新築の際はゼロエネルギー住宅をたくさん手がけている業者を選びましょう。快適に過ごせて、しかも光熱費がかからない家、あこがれますね。これから新築を検討されている方、ゼロエネルギー住宅を視野に入れてはいかがでしょうか?