・まずは査定
家を売るときに一番大切なのが査定といっても過言ではありません。
自宅がいくらで売れるのかはとても気になりますね。
査定の前に自宅の相場を知ることも大切です。自宅周辺で同じような物件が売り出されていないかをチェックしましょう。
そして、査定は、必ず複数の業者に依頼してくださいね。
査定額は、業者によってかなりの開きが出る場合があるので1社だけに依頼するのはお勧めしません。
査定が出たら、より高い値段で売りに出してくれる不動産会社を選びましょう。
・不動産業者と媒介契約
依頼する不動産業者が決まったら、次に媒介契約を結びます。
1.専任媒介契約・・・1つの不動産会社と契約、自分で買い手を見つけたら成約してもよい。
2.専任専属媒介契約・・・1つの不動産解約と契約、自分で買い手を見つけても成約してはならない。
3.一般媒介契約・・・複数の不動産会社と契約を結ぶ。
専任媒介契約のメリットとしては、売却が成立すればその利益はすべてその会社のものですから、広告を積極的に出してくれます。一方、一般媒介契約の場合は他業者に契約を取られる可能性があるため、広告の扱いが小さくなる傾向があります。
・家を綺麗にする
さて、買い手が見つかったらいよいよ内覧です。その際に必ずやらなければならないのが家の掃除。
とくに水回りがきれいだと評価が高くなります。
そして、できる限り生活感を出さないように注意しましょう。
事前にモデルルームを見学、インテリア雑誌などを見るなど家をよりよく見せるための方法を参考にしてくださいね。
また、部屋や水回りの臭いをチェックすることも大切。とくにペットを飼っていたり、喫煙者がいたりする場合は要注意です。住んでいる人は気が付きにくい家の臭いですが、他人にとってはとても不快なものです。
・買い主の要望を聞こう!
買い主に「ここは修理してもらえますか?」「ハウスクリーニングしてもらえますか?」と聞かれたらどうしますか?
そこで、断ってしまうと売れるものも売れなくなってしまいます。
売り主の人柄が購入の決め手となる場合もあるといいますから、買い主の要望には耳を傾ける姿勢を見せましょう。
少しでも家を高く売るためには、努力が必要ということですね。