住宅ローン問題支援ネット の高橋愛子です。
先月は「うどん県」こと、「香川県」での仕事が多かったので、
行く度にお客様にうどん屋さんに連れて行ってもらいました。
最後に行ったのは、
高松空港近くの「もり家」
かき揚げがおいしかった!
地方出張に行くと移動の疲れは伴いますが、
こういった地方ならではのお昼ご飯が私の楽しみの一つであります。
さて、離婚による住宅ローン問題のご相談を多くお受けしている私ですが、
不動産の名義も債務も「夫」というケースで、
「勝手に家を売却されないか・・」
と心配な相談者さんが多いです。
特に離婚調停中で、話が平行線・・・
という中で、妻側が家に住んでいて、夫側がローンを払い続けているケースです。
夫側からしたら、経済的負担が大きいので早く売却をしたい。。
妻側からしたら、離婚条件に納得いくまでは動かない。。
という平行線のまま進まず。。という状況です。
弁護士さんが入っていても、不動産や住宅ローンのことは別問題なこともあります。
そこで、共有名義、連帯債務、連帯保証だとやっかいな問題があります。
・名義をどうする?
・債務をどうする?
・どちらかが住み続ける?
など決めなくてはいけないことが沢山あります。
一方で、
名義も100%夫、債務も100%夫、という場合では比較的問題はなさそうに
思われがちですが、離婚協議が難航しているケースでは、
「家を勝手に売却される」
というリスクもあるのです。
家(不動産)は、夫婦共有の資産であり、財産分与の対象です。
勝手に売られてしまったら、貰える権利のあるものが貰えなくなるかもしれません。
現に、離婚協議が泥沼化し、やけになった夫が妻が住んでいる家を
住んでいるまま、安値で不動産業者に売却し、
不動産業者から
「うちが所有者になったので、出て行ってください!」
と突然言われた!という事例がありました。
そうならないために、勝手に売られないように、
処分禁止の仮処分(仮差押)
をしておくなど、保全が必要です。
この手続きには、離婚調停を申し立てる必要があり、費用もかかりますが、
離婚調停による仮差押の費用は、通常の仮差押をする費用よりも
少なくてもできるケースもあります。
詳しくは、弁護士などの専門家に相談することをおすすめします。
離婚問題、特に家のことや住宅ローンのことは、
奥が深く、金銭的な問題はもちろん、感情的な問題も絡み合い、
精神的にも金銭的にもダメージがあります。
そんな離婚問題を少しでもスムーズに進めるために、
知識や知恵を備えることが大切です。
私で良ければいつでも相談に乗ります。
離婚に強い弁護士のご紹介もできますので、
まずは、お気軽にご相談下さい。
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