不動産売却時の価格設定
不動産ドクターの鈴木です。
桜が咲き始めましたね^^
時を同じくして、売却物件も多くなってきたような気がします。
多くなったというか、『ダブついて』きた印象です。
都内においては、オリンピックバブルに乗じた販売価格の設定が多くなったのが1.5~2年前。
それでも売れてしまっていた時期がありましたが、ここ3-6か月くらい、
乗じた販売価格では売れないケースが相次いでいます。
不動産の価格設定には2つの目線があります。
1つは【ついていてもおかしくない値段】
もう一つは
【必ず売れる金額(の上限)】です。
仲介業者の多くは、他社と競合した際に
高く査定したほうがお客様(売主)からの仲介依頼を勝ち取る可能性が高くなるので
【売れる金額】という観点よりも【ついていておかしくない金額】を提案することになります。
そうすると、結果的に『オカシイ値段じゃないけど売れない』ということになります。
売れなくても仲介業者には直接的ダメージが無いので
しばらく泳がせておいて、売主が痺れてきたころに値下げの提案をすることになります。
その時にやっと【売れる値段】が提示されます。
その間のタイムロスは人によっては大きく、
家賃と住宅ローンのダブル支払いだったりします。
不動産仲介業者に査定を依頼する際は、【必ず売れる値段(の上限値)】を教えてくれと
依頼し、出てきた値段の覚悟を決めたうえで、高めに出してみるというのがよろしいかと思います。
また、査定は複数社に依頼して、
その際も【必ず売れる値段(の上限)】と【ついていておかしくない値段】の二種類を明確に聴くようにしてください。
また、『一番高く査定してくれたところに依頼する』という安易な発想はやめましょう。
その業者が買い取ってくれるならそれでいいのですが、
仲介となると、査定額=売れる金額ではありませんので・・・
場合によっては、ただ単に読みが甘いだけのケースが多く見受けられます。
また、大手だからという発想も危険です。
大手ほど、一般の小口のお客様は新人教育の題材にされているケースが多いです。
担当者のスキルと熱意もこちらから品定めしましょう!
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鈴木豪一郎
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