【調査】居住地域は自然災害に強い?弱い?
居住地域の自然災害への強弱が気にならない人が1割超も!
災害リスクは「ハザードマップで調べる」が1位、2位は「不動産会社に聞く」
2018年を振り返ると、「大阪府北部の地震」をはじめ、「平成30年7月豪雨」「平成30年台風第21号」「北海道胆振東部地震」など、大きな被害をもたらした自然災害が多い年でした。
そこで、不動産関連の比較査定サイト「リビンマッチ」を運営するリビン・テクノロジーズ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:川合 大無)は、11月28日の「いい地盤の日」(地盤ネット総合研究株式会社制定)に合わせて、「リビンマッチ」を利用した20歳以上の男女全国480人を対象に「居住地域の自然災害への強弱」について調査しました。
【調査結果サマリー】
・ポイント1 居住地域が自然災害に強いか弱いか気にしない人は11.3%!
・ポイント2 3人に1人が災害リスクをハザードマップで検索。
・ポイント3 73.5%の人が気に入った所でも自然災害に弱いなら「諦めて他を探す」と回答!
「居住地域が自然災害に強いか弱いか『とても気にする』は48.6%、『やや気にする』も40.2%!」
リビンマッチの利用者に「自宅の種別」を聞いたところ、『戸建て(所有)』(58.8%)、『マンション(所有)』(22.7%)、『戸建て(賃貸)』(3.3%)、『アパート・マンション(賃貸)』(10.0%)、『社宅・寮・官舎』(1.3%)、『実家』(4.0%)となりました。
つぎに、自宅が「戸建て(所有)」「マンション(所有)」「戸建て(賃貸)」「アパート・マンション(賃貸)」の人に「居住地域が自然災害に強いか・弱いか気にするか?」を聞いたところ、『とても気にする』(48.6%)、『やや気にする』(40.2%)、『あまり気にしない』(8.4%)、『まったく気にしない』(2.9%)となりました。
「あまり気にしない」または「まったく気にしない」と回答した人は、なぜ気にしないのでしょうか?『気にしても仕方ない』(35.3%)、『今のところ大丈夫だから』(31.4%)と楽観的な回答が多くみられ、つづいて『自分の住みたいところに住みたいから』(17.6%)、『先祖代々の土地だから』(7.8%)、『改良工事や基礎工事をしっかりするから』(3.9%)、『生まれ育った土地だから』『特に理由はない』(共に2.0%)となりました。
「災害リスクの調査方法トップ3は『ハザードマップで調べる』『不動産会社に聞く』『ご近所さんに聞く』」
一方、「とても気にする」または「やや気にする」と回答した人に「居住地域の災害経験の有無や過去何だったかを調べるか?」聞いたところ、『両方調べる』(39.6%)、『災害経験の有無を調べる』(7.4%)、『過去何だったか調べる』(14.1%)、『両方調べない』(38.9%)となりました。
どうやって調べているのでしょうか?最も多かったのは『ハザードマップで調べる』(31.7%)で、『不動産会社に聞く』(25.2%)、『ご近所さんに聞く』(24.5%)、『業者に頼む』(21.5%)、『専門サイトで調べる』(17.8%)とつづきました。また、『古地図で調べる』(13.6%)、『役所で調べる』(11.1%)、『図書館や資料館で旧地名の由来を調べる』(9.7%)、『法務局で調べる』(5.0%)、『その他』(0.5%)には「講演会等で勉強し確認した」など個人で本格的に調べる人もいました。
「73.5%が気に入った所でも自然災害に弱いなら『諦めて他を探す』!」
では、もし気に入った所が自然災害に弱い地域にあったらどうするのでしょうか?『諦めて他を探す』が73.5%と最も多く、『改良工事や基礎工事をしっかりする』(10.9%)、『その近辺でマシな地域を探す』(7.9%)、『気に入ってしまったから仕方ないと思う』(4.2%)、『特に何とも思わない』(3.5%)となりました。
このことから、気に入った所であっても、自然災害に弱い地域には住みたくないと考えている人が多くいることがわかりました。
<調査概要>
■調査期間:2018年10月4日~23日
■調査手法:インターネット調査(任意でアンケートに回答)
■集計数:「リビンマッチ」を利用した20歳以上の男女全国480人
※本リリース内容の転載にあたりましては「リビンマッチ調べ」という表記をお使いいただけますよう、お願いいたします。