東京広しといえども、これだけ味のある街は少なくなってきた。
本とカレーの街・神保町だ。
「街のことは不動産会社に聞け」がモットーの調査企画第2弾として、
神田・神保町エリアの不動産会社におすすめのカレー店を聞いてみた。
(取材班のN君、たまには本読めよ)
うまいカレーを調査開始
(なぜか取材日は雨になることが多い)
小雨のなか調査開始
地道に不動産会社を回ります。
しかし、神保町ってイメージ以上にオフィスビルが並ぶエリアですね~
つまり、、、
不動産会社が少ないな。
そして、平日の昼だというのにたくさん人が歩いているなー
本を漁っているおじさんと春休み中の大学生が多い!
そんなゆったりとした時間が流れる中、
神保町から小川町、淡路町までを歩いて聞きました。
僅差で1位はあの有名店
1位 欧風カレーボンディ 神保町本店 4人
2位タイ キッチン南海 神保町店 3人
2位タイ スマトラカレー共栄堂 3人
4位タイ 新世界菜館 2人
4位タイ TAKEUCHI(タケウチ)神保町本店 2人
6位タイ以下 各1人
欧風カレーガヴィアル、まんてん、北カレー
神田・神保町地元の不動産会社が認める「うまいカレー店ランキング」
1位に輝いたのは欧風カレーの名店・ボンディ!
ドロッとしたルーは非常にソフトな口当たりですが、
食べ進むうちに複雑なスパイスが存在感を表してきます。
ライスの上に乗ったチーズが溶けてルーとからまり進む逸品です。
ビーフカレーが1480円(税込)という高級店ですが、ファンが多いのも納得。
雑居ビルの2階という立地ながら、
連日長蛇の列ができている人気店が、僅差ながら堂々の1位となりました。
2位は同率で2店がランクイン
同率2位はキッチン南海とスマトラカレー共栄堂の2店です。
キッチン南海はサラリーマンの胃袋を満たし続ける大衆洋食の老舗です。
看板メニューはカツカレー(850円・込)で、
特徴的な漆黒のルーはサラサラしていますが、深いうまみがあります。
こんもり盛られたライスの上にはシャキシャキのキャベツがあり、
口直しに最適で毎日でも食べられる一皿ではないでしょうか。
2位のもう1店は独特な個性あふれるスマトラカレー共栄堂です。
淀んだような灰色のルーは、見た目にかなりのインパクトがあります。
恐る恐る、口に運ぶと、これがまた複雑な味わいです。
お店のかたによると数十種類のスパイスがブレンドされているということで、
表現しがたい味ですが、なぜだかスプーンが止まりません。
他では絶対に食べられませんが、ほんと、うまいです。
常連が多いのも特徴です。
来店がする人のほとんどが、店員さんと親しげに会話しているのが見えます。
みんなこのオンリー・ワンの味にはまったのでしょう、
味のある街・神保町に溶け込んだ名店でした。
4位も同率で2店が入りました。
新世界菜館はその名からもわかる通り中華料理店です。
中華食材を使ったカレーは世にも不思議な組み合わせですが、
根強いファンが多いです。
TAKEUCHIは大きなハンバーグが乗っかったハンバーグカレーが有名です。
彩あざやかに野菜が盛られた女性ファンも多いカレーです。
もうすぐ春です。
古書片手にカレー食べ歩きもおすすめです。
それにしても1日で4皿はキツかった…