師走の候、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今年の9月に発足したリビンマガジン編集部にとっては初めて迎える年の瀬です。
部内で、それらしく10大ニュース座談会を開きました。


編集キャップA:業界歴が長いベテラン。


中堅編集部員H:関西出身の20代後半男性社員。

投資話が大好きで、夢は不労所得での生活。(撮影時は欠席)


見習い編集部員N:大学卒業後テレビ番組制作会社に勤めていた変わり種の編集部員。

若さゆえ、私生活に問題あり。

(編集部員の写真はイメージです)

10大ニュース前半(順不同)
熊本地震で家屋倒壊相次ぐ 耐震基準再考の声
家売るオンナ、砂の塔、吉祥寺だけ… 不動産関連する家ドラマがブーム
VRやIOTなど不動産テック企業が注目集める
民泊ブーム続くも法制化はまだ進まず
タワマン節税に規制 マンションブーム終焉を危惧する声

A 今年も、もう終わりだな。

     ここらで毎年恒例の今年の不動産・住宅関連の重大ニュースを振り返るぞ。

H いや、ちょっと待ってください。

     リビンマガジン編集部は9月からスタートしたはずですよ。

        (※オウンドメディアブームに乗って2か月の準備でスタートしたわれらが不動産・住宅メディア)

A 細かいことは気にするなよ。それにしても今年は災害の多い年だったな。

H 地震や台風が相次ぎましたね。

N 熊本地震が一番インパクトがありました。

    なんといっても九州は地震が少ない地域だと思っていましたから。

H 新耐震基準の住宅が倒壊したことも注目されました。

A 耐震基準の見直しが必要という声もあったな。

     ただ、実際には新耐震基準の建物に関しては、かなり少なかったみたいだぞ。

H 有識者会議でも新耐震基準は有効ということで決まりました。

     いずれにせよ震度7が二回という想定外のことが起きたんだから、

     日本中どこでも注意が必要ということですね。

     僕は被災地の復興を注意して見ていようと思います。

N ということで最近、見つけた熊本料理の店に行きましょう!

     熊本直送の馬刺し焼酎がそろっているんです。

A 食べて応援というのもあるからな!

H まだ会議が始まったばかりですよ!

N 食べモンGOですよ!

H ポケモンGO(注)みたいに言うなよ!
      (注:編集部員はみんな飽きました

A 今年は不動産や住宅に関連したテレビドラマがたくさん放送されたな。

                           (注意:詳しくは「この秋!豊富な家ドラを紹介」

H 賃貸仲介会社が主人公の「吉祥寺だけが住みたい街ですか?」

    20代の女性が一人で住むために理想のマンションを探す「プリンセスメゾン」は、

    どちらも独身女性の部屋探しがテーマでした。

    都会で暮らす現代女性の住宅事情への不満が反映されているのでは?と話題になりました。

N そんなの誰だって、住宅には不満がありますよ。

     僕の住んでる部屋なんて壁が薄くて隣の人のおならまで聞こえてくるんですよ。

H 知らねえよ!

N それだけじゃありませんよ。

     近所には犬を何匹もつれた危ないおばさんもいるし。

     学生はうるさいし。本当、江古田(注)は最悪ですよ。

     もう僕は病みってますよ。
       (注:東京都練馬区にある地名。名門・日本大学芸術学部のお膝元として知られ、公園で演劇が始まったり、日本舞踊が見られたりの文化都市)

H 神ってるみたいに言うな。そして、地名を出すなよ!

A タワーマンション内のドロっとした人間関係を描いた「砂の塔」も話題になったな。

     あまりに露骨なイジメの描写で、「評判が悪くなる!」と本当の住民から不満の声があがったとか。

N そんなの僕だってありますよ..

H お前の不満はもういいよ!

A 以前から問題視されていたタワーマンションを使った節税も封じられるらしいな。

H 上層階と下層階の価格差が相続税の評価には反映されないことを利用したやり方があったんですよね。

    値段がグングン上がっていたタワマンブームも終了か?という声もありました。

    相続対策だけでなく、将来の値上がりを期待して買った投資家は気が気でないでしょうね。

N マンション価格が気になって「家の値は。」が流行ってるらしいですね。

H 「君の名は。」みたいに言うなよ!  

A タワマン節税は「政治家も使っているやり方だから絶対に禁止されない」

     と言っていたコンサルタントもいたんだけどな。

N そういう人は変わり身も早いですからね。

    今頃、新しい節税方法を考えてますよ。クワマン節税とか。
     (注意:80年代後半~90年代前半に活躍したタレント。田代まさしと並んで志村けんの子分として名をはせた。

                          トランペットの持ち方を応用した独特の箸の持ち方に定評があった)

H どんな節税なんだよ!

    ドラマになったといえば、個人的に気になったのは民泊ブームです。

    昨年に続いて、注目度は増しているんですが結局、法制化は決まらず。

    年明けの国会で進むといわれていますが180日の上限規制があるといわれるなど、

    不動産・住宅業界への恩恵は少ないという声もあります。

N でも不動産投資として注目されているんじゃないですか。

H 一般層にまで民泊投資が注目されているらしいね。

     セミナーが開かれて、にぎわっているらしい。

     でも、みんなが始めれば、ライバルが増えて宿泊料も下がる。

     一時ほどの大儲けは難しいらしいよ。僕も投資先として期待していたんだけどね。

A またお前の皮算用か。

    でも、単なる宿泊だけでなく地域の文化を紹介したり、

    センスのいいインテリアをそろえたりのカジュアルホストが注目されているらしいな。

      (一流雑誌ブルータス・17年1・15日合併号)

N ホスト!ホストはやばいらしいですよ。

     歌舞伎町の不動産会社もホストだけは勘弁って言っていました。

       (注:ホストは勤務する店に多額の売掛があるため入居後のトラブルが起きやすいらしい。

                 詳しくは「新宿・歌舞伎町で働く不動産会社が語る 夜の部屋探し」

H そっちのホストじゃないよ!

A しかし、民泊サービスのAirbnbは凄いスピードで成長しているんだろう。

N もう世界200ヵ国以上でサービスを開始しているらしいですね。

     宿泊だけでなく、旅行体験の企画も始まっているらしいです。

     時価総額は兆円規模だといわれています。IT企業の進歩や凄いですよ。

A ITとえば、スマートロックに代表されるIotVRにも注目が集まっているらしいな。

N Iotを使えば、物理的な鍵が必要なくなるという触れ込みですね。それはいいですね!

H お前は、酔っぱらって鍵を無くしてばかりだからな!

N グー(お腹の鳴る音)。そういえばお腹がすいてきましたね。

A お前の腹時計はホントにIotだな!

N 何ですか?

A I(いつも)O(同じ)T(タイミング)で腹がなるんだよ!

N DAI語じゃないですか!

        (注:タレントDAIGOさんの使う略語)
A まあいいや。今日はここでおしまい。続きは明日だ。

      お前らで、今日の話をまとめとけよ。

H キャップは、いつもV(微妙に)R(ラクする)だよな…。

(後編に続きます。近日公開予定)
(文中敬称略)

 
  • line
  • facebook
  • twitter
  • line
  • facebook
  • twitter

本サイトに掲載されているコンテンツ (記事・広告・デザイン等)に関する著作権は当社に帰属しており、他のホームページ・ブログ等に無断で転載・転用することを禁止します。引用する場合は、リンクを貼る等して当サイトからの引用であることを明らかにしてください。なお、当サイトへのリンクを貼ることは自由です。ご連絡の必要もありません。

このコラムニストのコラム

このコラムニストのコラム一覧へ