「おいしい公共食堂の教科書」


役所や図書館といった「公共施設」に入っている食堂は、どんな雰囲気でどんなメニューがあるのでしょうか。


今回は、日比谷図書文化館に行ってきました。(リビンマガジンBiz編集部)

千代田区は、東京都23区内でもトップクラスの人気エリアです。

日本が代表するオフィス街だけでなく商業施設がある「丸の内」や、政治の中枢機関がある「永田町」、閑静な街「飯田橋」も千代田区です。その中で「霞ヶ関」エリアを散策したことがありますか?

今回登場する公共食堂は、東京メトロ千代田線「霞ヶ関」から徒歩5分、「日比谷図書文化館」にお邪魔しました。ここは、「食堂」というよりも「気分転換に毎週通いたくなる、お洒落なレストラン」だそうです。一体どんなところなのでしょうか。

ランチタイムが終わった時間にお邪魔しました。

(撮影=リビンマガジンBiz編集部)

図書館内にオシャレなレストランってちょっとイメージしづらいですね!

どんなところか期待が高まります。霞ヶ関駅を降りて、徒歩5分ほどで着きました。こちらが、オシャレなレストランがある日比谷図書文化館です。

日比谷図書館ではなく、「日比谷図書文化館」という名前です。

ここは、2011年11月4日に新しく誕生した複合文化施設で、「図書館機能」、「ミュージアム機能」「文化活動・交流拠点機能」「アカデミー機能」の4つの機能が織りなす新たな文化空間だから、この名前にしたそうです!

今回の目的であるレストランだけでなく、その他にも楽しく館内を散策できそうですね。ではさっそく行ってみましょう。

(撮影=リビンマガジンBiz編集部)

訪れたお店は、Library Dining HIBIYAです。B1Fにあります。

(撮影=リビンマガジンBiz編集部)

メニューを見てみましょう。今日は朝ごはんを食べていないので、お腹が減っております。ガッツリしたものを食べたいと思います。とんかつとパスタがありますね。それ以外にも、カフェメニューもあります。とりあえずお店に入ってみましょう。

(撮影=リビンマガジンBiz編集部)

店内に入ったら、まずは入口のカウンターで注文です。「ヒレかつカレー」をチョイスしました。番号札を受け取り、店内で席を確保します。

(撮影=リビンマガジンBiz編集部)

(撮影=リビンマガジンBiz編集部)

ぐるりと周って、この席に決めました。

オシャレな雰囲気が漂っていますね。しかし、オシャレなお店に入ることに抵抗がある私のような人でも、快く受け入れてくれるオープン雰囲気のお店です。

(撮影=リビンマガジンBiz編集部)

10分少々でカツカレーがやってきました。しかも、このお店のカツカレーは、ルーが分かれて提供されるホテルや洋食店で見かけるスタイルです。これは、美味しそうです。では、いただきます!

(撮影=リビンマガジンBiz編集部)

カツカレーのカツがとても柔らかくて、美味しいです。また、カレーだけでなく、サラダも付いています。カレーは、ちょうど良い辛さなので、辛いカレーが苦手な人でも安心して召し上がれますよ。カツの比率がご飯に対して1対1なのでとても食べ応えがあります。このお店の魅力を店長さんに聞いてみましょう。

「ライブラリーダイニング日比谷」店長インタビュー

―よろしくお願いします。こちらのお店のカツカレーとても美味しくいただきました。ズバリ、このお店のオススメは何でしょう?

店長「当店では、とんかつの“まい泉”とのコラボメニューがあります。やはり、ここでしか食べられないカツを食べて欲しいですね」

―やはりカツなんですね!

店長「多くの人に満足して食べてもらうために、様々な工夫をしてこれらのメニューを開発しています」

―そうなんですね。ペロリと食べてしまいました。カツを選んで大正解でした。ちなみに、このレストランは、どういったお客さんが多いですか。

店長「そうですね〜。当館を利用する方ももちろんですが、この近辺のビジネスマンもいらっしゃいます。また近くに日比谷公園大音楽堂があるので、そこでライブがあると、ライブ前の腹ごしらえをする人もいますね。」

―色々な人たちが来るお店なんですね!

店長「昼と夜が、メニューが違うので、夜には、仕事をしながら軽くつまむなんて人もいますね」

―今日はお昼にお邪魔しましたが、次回は夜も来ようと思います。

日比谷文化図書館B1階にあるLibrary Dining HIBIYAは、とても居心地が良く時間をつい忘れてしまいそうになるお店でした。また1Fには、ライブラリーショップ&カフェ日比谷もあります。こちらはコーヒーブレイクにぴったりなお店です。

レストランでご飯を食べたあと、簡単に施設内を回ってみました。

毎月興味深いセミナーも開催中です。日比谷図書文化館の広報さんによると、アートや歴史、ビジネスに関するセミナーイベントが人気、ということでした。

(撮影=リビンマガジンBiz編集部)

このような形で、セミナーイベントの案内が置かれています。また、館内には常設の展示室もあります。ここでは千代田の歴史も知ることができます。このような形で本以外にも楽しめる要素満載なので、レストランと併せて利用してみてはいかがでしょうか。本を借りに来るだけではもったいない施設です。きっと満足度の高い時間を過ごすことができますよ。

今回お邪魔したお店


「Library Dining HIBIYA」

住所:
東京都千代田区日比谷公園1-4 千代田区立日比谷図書文化館B1F

電話:
03-3502-3346

最寄り駅:
東京メトロ千代田線・丸の内線「霞ヶ関」駅徒歩5分

営業時間:
平日11時〜21:30 土曜11時〜19時

日曜・祝日11時〜17時

※ラストオーダーは、閉店の30分前

 
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