不動産業界の接客の仕方に疑問を持つ
住まい専門の不動産コンサルタントの嶌田(しまだ)です。
売却にしても、購入にしても、既に不動産会社さんに頼み、行動中のお客様との出会いは当然にあるものです。
その中で、本当に可哀想だと感じてしまうケースがあります。
その最たるものは、「何かが起こらないと接客されない、打ち合わせがないこと」です。
どういうことかと言いますと・・・
購入ならば、紹介したい物件が出てこないと接客されない、連絡がない。
売却ならば、案内希望が入らないと連絡がない、値下げの時期にしか連絡がない。
このようなケースです。
って、当たり前のように聞こえますよね?
新居のご提案の接客ならば、見当違いのものを提案されるために「お店に呼び出される」こともあるわけですよね。
聞こえを良く言えば、「ご来店いただく」ですか??笑
でも、これらはお客様が自分自身で考えられるようにならない接客です。
特に、転居(購入)をご検討の方に対しては。
自分軸(自分は、どうしたいのか?自分は、なんのために転居したいのか?など)を定めるサポートをされていない接客です。
ダメな営業マンが行ないがちな行為は、接客リードをすべて営業マンの軸に置いてしまうことです。
これは、やがて他社に相談しに行かれてしまう「客離れ」を起こします。
なぜ、物件提案の話し以外の時間を設けることを推奨していかないのか?
不動産会社に勤めていた時からの疑問です。
私の接客は長いと、よく上席からは愚痴られたものです。
※業績は悪くないので怒られはしませんでした。
一般の方には、不動産の売買という慣れるはずのないことだからと、ペースも何もかも奪ってしまっては、何も見えてきませんし決断もできません。
結果、信頼を築くことは困難です。
売却にしても、内覧者が質問に挙がりやすいことを売却依頼の当初に、聞き出して自分が聞かれても、内覧時に購入検討者から直接、売主様に質問されても答えられるようにすることで、安心を提供できるような二人三脚の姿勢が必要なはずです。
誤魔化したり、ウソとなるような受け答えを指南することは当然にダメです。
表面的な「売るため」の接客ではなく、満足度が高まる接客をして「売るため」に繋がる時間の使い方が広まれば、と思います。
綺麗ごとにしか聞こえません?
でも、綺麗ごとが一番強いんですよ。
それで、前職MVP11回受賞しちゃってるんで。
ゴメンなさいね。笑
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