売却と購入の根っこは同じPart2としてお届けします。

住まい専門の不動産コンサルタントの嶌田(しまだ)です。

 

前回のコラムで抽象的なアドバイスでの損をしない売却についての内容を書かせて頂きました。

 

が、「結局、どうしたらいいのわからないよ!!」という意見もあったかと思います。

 

今回は、あまりお話ししませんが、具体的に良質な担当者の見分け方の手法でお話ししたいと思います。

 

買い替えをご検討の一般の方は得てして、こう言います。

売却が上手くいったら、そのまま購入についてもお願いしたい」という交渉を持ち掛けます。

 

一見、正しいように思います。

 

が!!

最も効果のない交渉です。

 

私からすれば、「売る」という自分の状況を、なぜ、最初にさらしてしまうのか?

ここが理解できません。

 

購入のサポートの仕方こそ、担当者の質は見抜けます。

そもそも、購入時の不動産会社に頼まないのは、何故ですか??

購入時の接客に満足がいかなかったから。

担当者が転勤なり退職なりの事情でお願いできないから。

そういった理由ではないですか?

 

裏を返せば、「こういう接客の人に、購入は任せたくない

そういった結論をお持ちなのですよね?

これは、良い結論をお持ちですよ。

 

不動産会社に訪れたら、あなたは分譲マンションに賃貸で住んでいる人を装い、接客を受けましょう。

購入検討者に対してどのような接客をしているのかを、あなた自身が接客を受けて見極めばいいのです。

 

そこでの見極めのポイント

あなたに紹介したい物件ありきで話ししていないか?

物件の魅力を、誰彼構わず言うようなことでしか伝えていないか?

 

ここに限ります。

その他の所作の不満点などは、あなたの感性で採点をすることをお勧めします。

 

あなたのライフスタイルやタイムスケジュールを考慮し、想像をして物件提案や物件条件そのものの改善点をご提案してくれるのか?

 

これがわかっている担当者ならば、「他社の営業マンも、自社営業マンのように動かせる販売図面」を作成してくれることでしょう。

接客とマーケティングがわかっている方が、良質な担当者を見抜く最大のチェックポイントですよ。

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