いまどきセレブの流行！？リノベーション
中古マンションの売り文句としてありがちな、「リノベーション」という言葉ですが、リフォームとは全く違うのをご存知でしょうか。知らないで使ってしまうとだめなのでしっかり知っておきましょう。今、「購入したマンションの間取りを今工事していて・・・」なんてバラエティで芸能人が言っているのを見たことがある方は多いと思います。それぞ「リノベーション」なのです。
リフォームしてから販売するのが常識？
そもそもリフォームとは違うの？言い方変えただけじゃない？と思って気軽に使ってはNGです。リフォームはいわば修繕をするという事で、汚れた壁を張り替えたとか、キッチンの設備を新しい物につけかえたという程度。もちろんファミリーユースならキレイな状態の部屋を見学に来た方が、購買意欲がわきます。
リノべーションとはいったい何なのか
一般的にリノベーションというのは構造だけの状態にまで一旦壊すなどし、内装はもちろん間取りや部屋数までを変えることです。その定義はまちまちですが、立地条件の良い高層マンションでも多く行われています。リノベーション可能の物件は、買い手の好みに作り替えることができるのでアーティスティックなデザインルームや、事務所やショップとして使用する場合にも対応できます。現行の内装のまま「リノベーション希望の方優先」とした方がターゲットが広がり、売れやすさがアップする場合もあるのです。
リノベーションできるのか建築状態を知ろう
まずは売りたい不動産がどんな建築方法でできているのか、壁を壊して間取りを変えることが可能なのかを調べましょう。買主がリノベーションする前提の物件として売り出せば、古い物件にお金をかけてリフォームしてから販売する必要が無くなるかもしれません。購入するほうにしてみれば、工事中の住まい確保や経費は嵩んでしまいますが、それでも自分だけのオリジナルルームで暮らしたい、将来家族のために間取りを変える必要性を感じている、そんな多様性に応えることができれば、中古でもとても魅力的な不動産と言えます。
リノベーションで、おひとり様を狙う
リノベーションしてからの販売としては、ファミリー向け3LDKのマンションを階数によってワンルームに変更し、戸数を増やして販売する。そんなこともできる場合があります。ひっそりしていた駅前が数年で繁華街やオフィス街に変わってしまったような地域ならぴったりの不動産戦略になります。
