決して安くはない、購入時の諸費用とは
マイホームを購入するときは土地や家の価格だけではなく、さまざまな諸費用がかかります。諸費用は一般的な新築物件の場合であれば、購入金額の5%前後が目安とされています。また諸費用は基本的に現金で支払う必要があります。購入金額が少ないものであればさほど気にしなくても大丈夫ですが、マイホームの諸費用となると話は別。たとえば3,000万円の家であれば、5％とはいえ150万円もの諸費用がかかってしまいます。
マイホームの売買契約での諸費用とは
マイホームは不動産会社を通して購入するのが基本。その際に不動産会社に支払うのが仲介手数料。新築物件では不要な場合もありますが、条件によって異なるため契約前に必ず確認しておきましょう。また購入する金額によって異なりますが印紙税もかかってきます。他にも登録免許税や司法書士報酬などの諸費用がかかります。税金などは基本的に無理ですが、司法書士報酬や仲介手数料などの諸費用は節約することが可能です。ただし！不動産を購入する際は手続きが複雑で、書類作成なども素人には理解しにくいものばかり・・・。ノウハウのあるプロに任せたほうが確実で、手間を考えると安いのかもしれませんね。
住宅ローンを組んだときの諸費用とは
ちなみに住宅ローンを組んだときにも諸費用がかかります。たとえばローン保証料や事務手数料。ただしローン保証料などは金融機関によっては無料の場合があったり、事務手数料も銀行によって違うため必ず確認してからローンを組みましょう。またローンを組む際の金銭消費貸借契約書にも印紙税が必要です。あとは団体信用生命保険料などもかかってきます。
購入と売却、双方とも諸費用を考慮しよう
マイホームを購入する際にはさまざまな諸費用があります。冒頭でご紹介した通り3,000万円のマイホームであれば、おおまかに計算して150万円もの諸費用がかかります。マイホームを購入する際には諸費用をしっかりと頭に入れて物件を探しましょう。また売却する側も魅力ある販売価格を設定するために購入者側に立ち、諸費用を考えて販売価格を決めましょう。
