不動産関連のことを調べていくと聞き馴染みのない言葉を多く目にすると思うので今回は今さら聞けない不動産関連ワード(建物編)について話していきたいと思います。
建物構造の今さら聞けない用語
住宅購入や住宅建築をしようと思い、それらのことを調べていくと聞き馴染みのない言葉を沢山目にすることだと思います。
しかし聞き馴染みのない言葉だからと言って人に聞くのは何だか情けないと思ってしまう人も少なくはないと思います。
そこで今回は不動産関連ワード(建物編)について話していきたいと思います。
W造
W造とはウッドの頭文字を取ったもので木造建築の略称です。
建物のはしら・はり・けたなど建物の骨組み部分が木で作られているものをW造といいます。
昔ながらの建築方法と思う方もいるかもしれませんが骨組みのジョイント部分に金属が使われるようになり、現在は2×4工法という建築工法が多くの家で取り入れられています。
2×4方法のメリットとして建築方法が組立家具を組み立てるときのようにマニュアル化されているので施工が簡単で工期が短時間で済むことや部品を集めやすことが挙げられます。
また建物の自体の気密性も高くなるので断熱・防火に優れています。
RC造
RC造とは補強されたコンクリートという意味から鉄筋コンクリート建築の略称です。
RC造は金属の骨組を網目のように組み、その間にコンクリートを流し込むという工法です。
主にマンションなどに使われるのがこの工法です。
RC造のメリットとして耐久性・耐震性・遮音性に優れていることが挙げられますが費用はW造に比べて割高になってしまいます。
SRC造
SRC造とは先程の鉄筋コンクリートに鉄骨を組み込ませた工法のことを
指し、鉄骨鉄筋コンクリート建築の略称です。
こちらもマンションなどの大規模な建物に使われることが多いですが、
RC造とは違い、はりやけたなど小さくしても強度が落ちることがないのでスタイリシュな建物にすることができます。
しかしRC構造より割高な上、工期もかかります。
S造
S造とは、スチールの頭文字からS造とはが取られた略称で鉄骨造の
ことを指します。
銅板や銅管などの銅材で骨組みが作られ、主にビルや工場などの広い
スペースが必要とされる建築物に使われる工法です。
メリットとして軽量な上、強度が高いので広いスペースを要する場合、はりやけたなどが少なく済む他、材料費が安いことが挙げられます。
しかし鉄は包丁を作るときなどでも分かる通り、高温の熱を加えると安易に曲がったり、溶けたりするため火事に強いとは言い切れません。
RS造
RS造というのは下階がRC造、上階がS造で建築されているものの
略称です。
建設理由として強度もほしいけど広いスペースも必要といった場合に
この工法が用いられます。
建物の基礎用語
布基礎
布基礎とは建物の外壁や部屋の仕切り壁ごとに連結して基礎を設置する
手法です。
ベタ基礎
ベタ基礎とは建物が建つ場所全体を基礎で覆う手法です。