中古住宅を購入する前は気づかなかったけど、住んでから気づいてしまった様々なトラブル事例について話していきたいと思います。
中古住宅を購入しようと不動産屋に訪れ、話や内見をして
自分が求めている物件と合致しているか確かめ、誰でも慎重に購入するか
否かを調べていくと思います。
しかしどんなに慎重に調べていっても素人では住宅への知識が乏しく
住宅購入など一生に一度のことなので分からない部分が多いと思います。
そうなるとせっかくの中古住宅購入後にトラブルに巻き込まれる
可能性が高くなってしまいます。
そこで今回は中古住宅購入後、実際に起こってしまったトラブル事例を
話していきたいと思います。
住宅自体のトラブル事例
物理的瑕疵物件だった
まず物理的瑕疵物件というのは、簡単に説明すると住宅に欠陥があるものの総称です。
事例の1つとしては実際に家に住み始めたら、
家が傾いているということに気づいてしまったというものです。
家の傾きは建物倒壊の危険とともに三半規管などの以上を引き起こし
めまい・吐き気・鬱などを引き起こす原因となり
住んでいくことが困難な状態になってしまいます。
そのことから本気で中古住宅の購入を考えているのならば
その際に自分で業者を手配して住宅診断を受けて
その中古住宅に傾きがないか否かを判断してもらいましょう。
シロアリに侵食されていた
こちらも先程話した物理的瑕疵物件の1つに入るのですが
次はシロアリのトラブルです。
シロアリについては誰でも知っていると思うので
詳しい説明はしていきませんが
もしも中古住宅を購入してシロアリに侵食されていたら
手遅れになってしまっている可能性も十分考えられます。
シロアリは建屋の柱や床などを食べてしまい穴だらけにしてしまうので
建屋全体の強度を弱め、建屋の傾きや倒壊を引き起こす原因にもなります。
発見したらまずは建築関係の業者に依頼して状態を確認してもらうように
しましょう。
住宅に間接的なトラブル事例
心理的瑕疵物件だった
続いてが購入した中古住宅が実は心理的瑕疵物件だったというものです。
心理的瑕疵物件というのは、その住宅で過去に殺人や自殺、
火事や事故などが起こってしまった物件のことを指します。
誰でも他人が事故や自殺を起こした物件には住みたくないと思うはずです。
事例としては住み始めてから仲良くなった近所の人に
その住宅で前所有者が自殺していた事を聞かされたというものがあります。
この場合不動産屋はこのような瑕疵物件であることを購入者に報告する
義務があるのでまずは不動産屋に問い合わせをして
本当のことなのかを聞き出しましょう。
私道のトラブル
意外に多くのところで問題になっているのが私道のトラブルです。
中古住宅を購入する際には住宅のことに目が行きがちですが
こちらも見落としてはなりません。
内見などで中古住宅を訪れた時、何と通っていた道が
近隣住民が所有する私道であったというパターンは結構あります。
そうなってしまうとその道は当然、他人の土地なので
許可がなければ通ることができないか
中には通行料金を要求してくる人も少なくはありません。
また近隣住民と共同で土地を持ち合い使われている私道もあるので
こちらは通行可能ですが、
バイクやプランターなどを置く予定の場合も注意が必要なので
購入前に住宅に隣接している道がどのようになっているのかを
調べておく必要があります。