不動産売却の際に買主と売主の間に起こりがちなトラブルとそうならないための行動と対策について話していきます。
不動産売却で巻き込まれやすいトラブルとは
不動産を売却する際は当然、売り手と買い手がいて契約が始まるのですが、
不動産売却には様々な手続きがかかり非常に面倒なことから
ほとんどの場合不動産仲介業者を間に挟み売却手続きをしていきます。
その不動産仲介業者を挟む理由として先程も話しましたが不動産売却の
面倒なやり取りを全部代わりに行ってくれることが挙げられます。
しかし不動産仲介業者に頼りっぱなしだと
後から様々な問題が発生しトラブルの巻き込まれる可能性が
十分考えられます。
そこで今回は不動産売却で巻き込まれやすいトラブルについて
話していきます。
契約時のトラブル
まず始めに考えるのが契約時のトラブルです。
不動産仲介業者を間に挟むと通常契約が成立してから
その報酬を支払わなくてはなりません。
これは不動産仲介業者が契約の成功報酬で成り立っていることから
当然のことなのですが、この際に高額な手数料を請求されることがあります。
通常、仲介手数料は上限が定められているので
このようなことは普通の不動産仲介業者ならば起こりえません。
瑕疵系のトラブル
不動産を売却するときは誰でも一円でも多く高い金額で
不動産を売却したいと考えます。
しかしその不動産に事件や事故、雨漏りやシロアリ被害などがある場合、
瑕疵物件として売り手に報告する義務があるので
当然、報告をしなければいけなく、不動産としての価値は
通常の不動産より大きく下がってしまいますが
それだからといってそのことからそれを報告せず
黙ったまま売却してしまうと後から売り手が気づいてしまった時に
瑕疵担保責任というものを負わなければいけなくなってしまいます。
ではこれらを防ぐためにどのように行動し対策すれば良いのか？
必ず信頼できる不動産屋に仲介させる
不動産売却の際は上記でのことを避けるため必ず信頼ができる
不動産仲介業者に依頼して契約を進めていきましょう。
自分がその不動産仲介業者を信頼できないまま契約を進めていくと
自分が思っていた契約と違ったり、勝手なことをされる恐れがあるので
不信感がある場合は、他の不動産屋の話を聞くなどの
対策を取りましょう。
契約をよく確認する
一つひとつの契約についても自分でよく確認を取っておきましょう。
分からないからといって不動産仲介業者に任せっぱなしでは
絶対に相互で意見の食い違いが発生します。
そのことから契約取り決める際には、その都度同行をして
確認を取るようにしていきましょう。
嘘はついても結局得はしない
上記でも話しましたが不動産を売却する際、その不動産に何か
不都合があっても隠すことは絶対にしてはなりません。
見えない所、分からないからといって隠したままにしておくと
住んでから気づかれてしまったり、近所からの情報提供により
瑕疵物件だということがバレ、
瑕疵担保責任を負わなければならなくなる恐れがあり
その請求金額を支払わなければいけなくなります。
