内覧で物件の印象を良くしたい!
購入希望者が実際に物件を見に来る「内覧」。購入希望者は、インターネットや紙面上で得る物件情報に魅力を感じたからこそ、実際に自分自身の目で物件を見てみたいと思い「内覧」しますよね。売り手としては物件の印象を良くし、そして売却を決めたいものです。内覧で購入希望者が物件に好印象を抱くためには、事前にどんな準備をして演出をすると良いのでしょうか。空き家にして売却を進める場合と、住みながら売却を進める場合がありますが、今回は「住みながら売却を進める場合」の内覧での演出についてお話します。
内覧で物件の「第一印象」を良くするには・・・
購入希望者が内覧でまず目にする場所であり必ず通る場所、それは玄関ですよね。この玄関で、その物件の第一印象が決まるといっても過言ではありません。物件の間取りや細かな個所を見る前に、その物件の第一印象が決まってしまいます。 この第一印象を良くするために、まずは室内を明るくする演出しましょう。昼間でも照明は点けておき、室内のカーテンは開けておきましょう。天気のいい日の内覧では、照明を点けておくことを忘れてしまいがちなので注意が必要ですね。そして、照明は購入希望者が玄関に入ってから点けるのではなく、事前に点けておき、明るい状態で購入希望者を迎えられるようにします。 次に「匂い」にも気を配りたいですね。住む人が変わればその家の匂いも変わりますが、臭い匂いから良い印象は受けませんよね。室内の匂いは他人にとっては非常に気になるものですから、窓を開けて空気の流れをつくっておくといいかもしれません。 さらに、玄関にある居住者の靴はたたきに出したままにせず、きちんとシューズボックスに納めておきましょう。整理整頓しておくということです。シューズボックスの中は収納力を確認する際に開ける可能性がありますから、こちらも整理整頓しておいたほうがいいですね。シューズボックスの収納力がアピールポイントになるのであれば尚のことですね。 難しく思えるかもしれませんが、購入希望者の立場に立ち、自分自身がどのような物件に良い印象を受けるかを考えてみると、内覧での演出がしやすいかもしれませんよ。