意外と知られていない高層階のデメリット
高層マンションの高層階と言えば、誰もが一度は住んでみたいと考えたことがあるのではないでしょうか。一見、何もかも良いことづくめのように感じる高層階ですが、意外と知られていないデメリットもあります。
そこで今回は住む前に知っておきたい高層階のメリット・デメリットについてお話ししたいと思います。
高層階の最大のメリットは景色の良さ
<視界・景色が良い>
高層階に住むことの最大のメリットと言っても過言ではないでしょう。高層階に住みたい理由としても、視界や景色の良さを挙げる人は多いです。また、誰かに覗かれるという心配もないため、カーテンをつけなくても生活することが可能なのも視界が良くなるポイントのひとつです。
<日当たり良好>
低層階に比べ、周囲に日光を遮るものがないため、日当たりが良いです。
<売却しやすい>
先に述べたように高層階は「視界良好・日当たり良好」などアピールしやすいポイントがわかりやすいため、低層階に比べて売却しやすいというのもメリットとして挙げられます。
意外とうるさい?高層階のデメリット
<金額が高くなる>
何か特別な問題がない限り、高層階の賃料・売値は低層階よりも高くなる傾向にあります。
<高層階にも虫はいる>
これはデメリットというより、みなさん想像で「高層階には虫はいないでしょう?」と思っている方が多いようですが、虫はまったくいないわけではありません。蚊に刺されることもあります。もしもあなたが高層階には虫がいないから住みたいと思っているなら、一度、住んでいる人の口コミや意見を参考にした方がいいでしょう。
<網戸が付けられない場合がある>
高層階では網戸を設置することが禁止されている物件があります。これは落下によるトラブルを避けるための処置なのですが、先に述べたように高層階にも虫はいます。虫が嫌いだけど高層階に住みたいと考えている方は網戸が設置されている物件を選ぶのがいいでしょう。
<交通量が多い道路周辺には要注意>
メリットとして人の通行音が気にならないことを挙げましたが、実は車の走行音は高層階であっても聞こえます。とくに都心の高層階に住もうと思っている方は「窓を開けて暮らしたい!」という願望は難しいかもしれません。もちろん遮音性の高い窓ガラスが設置されている場合が多いので、窓を閉めれば静かな暮らしを体感することができるでしょう。
このように高層階にもデメリットはちゃんと存在します。また担当者によってはこのようなデメリットを教えてくれない可能性もあります。高層階に住むときは自分の想像に任せるのではなく、購入する前にすでに住んでいる住人の意見を参考にするのがいいでしょう。