不動産売却は売り出し価格が決まって終わりではない
価格査定も終わり、信頼できる不動産会社とも契約を済ませたあなた。もしかして「あとは売れるのを待つだけだな」と思ってはいませんか?
適正な金額を売値にしていたとしても、悠長に構えているだけでは物件が売れないことがあります。ましてや相場より高値で売ろうなんて夢の話です。
しかし、あなたの行動次第で少しでも高く不動産を売ることができるかもしれません。そこで今回は不動産を売却する際、少しでも高値で売るためにやっておきたい方法をまとめてみました。
1:不動産を少しでも高値で売る方法(自分でできること)
もしもあなたが庭付きの物件を売却するときは、庭の雑草を排除しましょう。物件の買い手が決まるかどうかにおいて、内覧に来たときの家の見た目や第一印象は非常に重要です。
もしもあなたが買い手だとした場合、雑草が生い茂った庭を見てどう思いますか? 「この家に住んでいた人は庭の手入れをしていなかったんだな」「汚い庭だな」「家を大事にしていない」など、悪い印象を持ちませんか?
これは室内の掃除も同様です。いつ誰が内覧しても大丈夫なように庭も家の中も清潔な状態を保つことが大切です。もちろんプロが行う清掃のようにキレイにすることはできないと思いますが、「少しでもキレイな状態で買い手に渡そう」という気持ちは、必ず伝わると思います。
一度、買い手になったつもりで売却する物件を見渡してみると、キレイにした方がいい部分が見えてくることでしょう。自分の手でキレイにできる部分は積極的に掃除を行い、可能な限り清潔な状態を維持するようにしましょう。
2:不動産を少しでも高値で売る方法(業者に依頼すること)
不動産を少しでも高値で売るためには、可能な限りリフォームできる部分はリフォームしてあげた方が買い手がつきやすいです。
もちろん予算と相談しながらなので、あまりにも大きな出費になるようなリフォームはしなくて構いません。不動産会社の担当者と相談しながら、リフォームを行った方がいい部分については前向きに検討した方がいいでしょう。
とくに水回りや窓ガラスはカビや汚れが非常に目立つ場所ですので、極力キレイにしておきたいところです。
まとめ:大切なのは売り手の心構え
売る努力をせずに物件が売れることは少ないです。売り手が売るためにしなければいけないことや売る努力をすればするほど、あなたの物件の価値は上がっていきます。
リフォーム業者への依頼、そして今まで使っていた家への感謝の意味も込め、買い手にとって住みたい家にしていくことが大切です。