フリーレント物件ってどういう物件なの?
フリーレントとは入居してから約1〜3ヶ月、家賃が無料になる契約を指します。初期費用を抑えたい消費者に人気がある契約です。
フリーレントなら月々の家賃負担も抑えることができる!?
フリーレント物件なら総合的に月々の家賃を抑えることも可能です。
もしも1ヶ月6万円の家賃の物件に1年間住むと仮定します。フリーレントではない通常物件の場合、年間で『6万円 × 12ヶ月 = 72万円』かかります。この場合ですと月々の家賃は当然6万円かかりますよね。
それに対し、フリーレント物件で1ヶ月家賃が無料の場合、年間で『6万円 × 11ヶ月 = 66万円』かかります。実際に住むのは1年間ですので、月々の家賃は『66万円 ÷ 12ヶ月 = 5.5万円』になります。
このようにフリーレント物件では初期費用を抑えられることもメリットですが、考え方次第では月々の費用も安く見積もることができるのです。
フリーレント物件で賢い選択
私たちは賃貸物件を選ぶ際、目先の家賃だけに気を取られがちです。しかし、フリーレント物件を視野に入れることで、あなたの選択肢を広げることができます。
先に述べたようにフリーレント物件は考え方次第で月々の家賃負担を抑えることが可能です。もしもあなたが初期費用は関係なく、月々の家賃だけを考えている場合、Aの通常物件が5.5万円、Bのフリーレント物件が6万円だとします。賃貸物件は2年契約が多いので、2年住むと仮定しましょう。
Aの通常物件は家賃は安いですが、部屋の間取り・内装に関しては断然Bのフリーレント物件が気に入っています。あなたが悩んでいるのは月々の家賃だけです。仮にフリーレント物件が最初の3ヶ月間、家賃無料だとしましょう。それぞれの総合した家賃費用は下記のようになります。
・A物件 『5.5万円 × 24ヶ月 = 132万円』 2年間の月々の家賃負担55000円
・B物件 『6万円 × (24ヶ月 − 3ヶ月)= 126万円』 2年間の月々の家賃負担52500円
このようにB物件は最終的なトータルの費用を抑えられるだけでなく、2年間の月々の家賃負担で考えても2500円安くすることができます。
誰もが判断の基準になる家賃というポイントがフリーレントを利用することで違った姿を見せるかもしれません。
もしもあなたが上記のようなケースで悩んでいるときはフリーレントの具体的な内容を頭に入れることで悩みがあっさり解決するかもしれませんよ。