ホームページは会社の顔
もしもあなたがリフォーム業者に工事を依頼することになった場合、まずは何をチェックしますか? おそらくほとんどの方がリフォーム業者のホームページを見て判断するのではないでしょうか。
インターネットが当たり前になった時代においてホームページは会社の顔と言っても過言ではありません。そんなホームページを確認することで悪徳業者を見分けることができたら助かりますよね。
そこで今回は悪徳リフォーム業者をホームページで見分ける3つの方法を解説したいと思います。
1:ホームページの更新頻度を確認する
業務を積極的に行っている会社であれば、当然ホームページにも力を入れています。そのような会社はホームページの更新が早いか、もしくは定期的な更新を欠かしません。さらにホームページだけでなく、TwitterやFacebookなど、SNSの更新頻度もチェックするようにしましょう。
2:お客様の声には要注意
実際にリフォーム業者を利用した人の反応が書かれたお客様の声や評価をホームページに掲載にしている場合も注意が必要です。お客様の声というのは一見、良さそうに思えますが、リフォームに関しては信用が得られない場合があります。
このようなお客様の声や評価は専らリフォーム直後のことのみ書かれている場合が多いです。リフォームしてすぐの家の姿は誰だってキレイだと思うでしょう。
リフォームというのは年数が経過しても問題がないときにやっと判断できるものです。リフォームしてから1〜2週間後の反応を知っても、それはあまり信用できるものではないのです。
お客様の声や評価を過度に強調しているリフォーム業者には注意しましょう。
3:家の外観の写真が掲載されている
リフォーム業者のホームページではリフォーム後の家の写真がよく掲載されています。家の外観のものもあれば、洗面台・トイレなど部分的な場所の写真もあります。
リフォーム業者なのだから施工後の写真を掲載するのは当然だと思う方がいるかもしれませんが、これにも注意が必要です。とくに注意したいのが家の外観が掲載されている場合です。
インターネットなどの情報網の発達を考えれば、家の外観の写真を利用して位置を特定されることもあり得ないとは言えません。実際、家の外観から位置が特定されたという事例は確かに存在するようです。
もちろん許可を取って掲載している場合もありますが、家の外観写真は立派な個人情報です。そんな個人情報が詰まった写真を掲載する会社は、自身も被害に遭わないようにするという観点からも敬遠した方がいいでしょう。
まとめ:いつの時代も悪徳業者は存在する
昔に比べ、消費者への注意喚起が行き届いてきたことなどにより、悪徳リフォーム業者の数は確実に減ってきています。しかし、完全には無くならないのも現実です。
リフォーム業者のホームページを確認するときは「更新頻度」「お客様の声」「家の外観の写真」の3点に注意し、悪徳リフォーム業者に騙されないようにしましょう。