訳あり物件専門家 白石 麗花です。
酉年が明けて早、月半ばを過ぎ
年初めのお初参りも落ち着いてきた頃になりました。
皆様も初詣に出向かれたことと思います。
今年はどんな年になりますことやら流行りものが
蔓延すると言われておりますが、
インフルエンザを始め冬の時期はロタやノロなど
ウイルスが原因の病気は避けたいですね。
そして、
最強寒波が少し緩んではいるものの
雪国では豪雪による対応が大変と思います。
明日は関東も雪になるやら雨になるやら…。
いずれにせよ冷え込むこと間違いなしです。
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実は、昨年、大失態をいたしました案件の
行く末が気になっておりまして経過を追っていたのですが、
先日、競売にて落札されておりました。
あるサラリーマン投資家が
土地、建物代金の融資を受けて1棟アパートを建築しようとしました。
建売ではなく売建アパートに挑んだ投資家のこんな悲惨なこと本当にあるんだ。
といったケースでした。
この投資家の惨事は建築途中で工務店が倒産してしまったこと。
建築代金を支払ってしまっていたこと。
そして建築途中で数年もの間雨ざらしのまま建物が放置されてしまっていたこと。
表示登記がされていない未完成の建物が倒産した工務店の
占有になっていますが。
お金を持って逃げた！わけですから。
投資家は一家離散の末に自己破産しました。
こんなことあってはならないでしょ。
空亡の時期にことは起こさない方がいい。
暦って知らぬより知っていた方がいいと
訳あり物件を数多くみていると
しみじみ思うのであります。
そして何が大失態であったかと申しますと
この案件は
行政指導が入っていて、近隣からの苦情、町内会からの不満があり、
これらの事情を理解したうえでここを購入してくれるところは
ないものかと行政にも経緯と事情の把握をしに行きましたし
近隣のおじちゃんの愚痴も散々聞かせていただきました。
町内会の不満も把握いたしました。
債権者の希望に叶う金額を提示してくれそうなところには片っ端から
当たりもつけましたが金額が伸びません。
諦めていたところに高値をつけてきた業者がいました。
これは何とかまとめたいという思いでおりましたし
専任で媒介を頂戴している手前、何とか力になれないものかと
一念奮闘いたしました。
価格も決済の時期も何とかまとまりそうではあったのですが、
実は最後に大どんでん返しがありまして
なんと、買主が売主代理の弁護士を怒鳴りつけ一貫の終わりとなりました。
ここまでのいきさつには様々な事情があったのですがここでは端折りますね。
買主が売主代理の弁護士を怒鳴りつけ
弁護士は私を怒鳴りつけ
冷静な対応がみんなできない状況になってしまっては
まとまるわけもありませんでした。
この土地はこの数年の間に幾度も所有者が変わり
投資家が購入した土地の金額は元の土地の売価の3.9倍になっておりました。
この方、投資用のワンルームを二戸所有していて次は1棟アパートのオーナーに
なることに希望を抱いていた矢先の出来事でした。
サラリーマン投資家で大成功している方が身近にもたくさんおりますし
買い時、売り時のタイミングでこんなにも結末が違うものかと思います。
流れを読み取る力は運の良し悪しなのかもしれません。
昨年、今年と資産を増やしている方が実際にたくさんおられます。
ただ、その反対に人生が奈落の底に落ちている方もいらっしゃること
を知っておくこともまた大事なことだと思うのであります。
さまざまなご相談はこちらです ローン問題はこちらです2月4日立春に向けて節分参りいたしましょう。
九星気学の星回りはネットで簡単に調べられます。
