訳あり物件専門家 白石 麗花です。
寒い日が続いていますが最強寒波に伴い
受験生を抱える家庭は特にこの季節は、流行りものに敏感になりますね。
いつもより救急車のサイレンの音もよく聞くように思えますし
風が運ぶ流行りものにこの季節は特に気を付けたいものです。
ナースと不動産業のダブルワークといった仕事柄、
医療機関にいると風邪やらインフルエンザやロタウイルスに感染した
方が来院し、その対応をしてきましたが不思議と私は罹患せずにおります。
さて、今回は
アパート投資の落とし穴?
以前は、一部の富裕層の方を中心として行われていた不動産投資。
現在は低金利の影響とか、銀行の積極的な融資姿勢も後押しして、
一般のサラリーマンの方も競うようにして参加するようになってきました。
テレビCMやネット広告では、
「だれでも気軽にアパート経営」を謳って、若い投資家たちや土地活用を募っている様子はよく目にします。
アパート投資は、
① 銀行融資により初期負担額が少なくても投資できる
② 安定した家賃収入で老後の安定収入を得られる。
③ FXや株式投資と異なりリスクが少ない。
なんて口説き文句にのせられて、若い人たちは我先にと、投資用物件探しに一生懸命になっていますが、
私自身も不動産業者として、賃貸物件のあっせんは行っていますので、
不動産投資自体を全面的に否定する気はないのですが、
不動産投資に失敗した方からのお助けコールもよくお受けしてますので、
若いサラリーマン投資家さんたちは、本当によーく考えてから不動産投資を行ってほしいなと思います。
不動産投資、アパート経営には、リスクははっきり言ってそれなりにあります。
一番多いのは、入居者さんの退去により家賃収入が途絶えてしまい、
銀行へのローン返済に支障が出てきてしまうことです。
悪い物件を購入してしまうと、一度出て行った賃借人さんをあらためて募集するのに
何か月もかかってしまい、その間銀行への返済のためにお給料から穴埋めするなんてことは頻繁に耳にします。
あとは、思った以上に負担となるのは、修繕やメンテナンスの費用。
管理会社に丸投げで、気が付いた時には部屋がボロボロで、
新たな店子さんを入居させるのに一部屋当たり何十万円もかかってしまった、なんて話もありますね。
結局のところ、アパートをどのくらいの期間、自分で持つつもりなのか、
節税効果が大きい5年間の所有期間を経て売却し、キャピタルゲインを狙う投資なのか、
それとも将来にわたり所有し、年金補てん的なインカムゲインを狙うのか、
そういったところまで考えたうえで物件選びをしないと、痛い目にあう可能性もあるんです。
ネットで若い投資家さんを募集する不動産業者の中には、
そういった不動産投資リスクなんて説明もせずに、何でも売ってしまえ的な業者の多いので、
皆さん気を付けてくださいね。
※次回は
ワンルームを二戸購入し不動産投資にそろそろ拍車をかけたい時期に
持ちかけられた新築アパートを土地から購入して建築した方のいたーい話を
アップしたいと思っています。
以前も書きましたが2017年は地:水:火:風:空:識でいう風の年
風は情報を意味します。今年の風は向かい風で偽情報が飛び交う年になると言われています。
ネット社会の現代は特に情報が過多ですので自分の星回りの時期も考慮したうえで
好い選択をし、ご自分の生活の基盤を構築してくださいますように。
皆様の身体の健康と金運到来をご祈念いたしております。
不動産投資は面白いですし、成功されている方もたくさんいらっしゃいます。
人任せにしないで自分で募集。自分で交渉。自分で管理。
人生まめなことがポイントのような気がします。
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