住宅建設業界 広告宣伝費ランキング2025


住宅建設会社20社(※)につき、2024年11月期までの広告宣伝費・販売促進費の額が高い順にランキングしました。また、売上における広告宣伝費率が高い企業上位10社もあわせて紹介します。※注=編集部基準
集計方法
- 2023年12月期から2024年11月期までに公表された企業の有価証券報告書より集計
- 「広告宣伝費」「販売促進費」のどちらか一方のみが明示されている場合はその数値を採用、両方表示されている場合は合計額を集計
- 広告宣伝費の数値は、原則として100万円未満は切り捨てとしたが、広告宣伝費が100万円未満のケースのみ10万円まで表示した
- 連結発表の企業は原則として連結した金額で発表。ただし、長谷工コーポレーションとサンユー建設は連結決算だが広告宣伝費は会社単独の数値を公表しているため、単独の数値を集計した
広告宣伝費1位は積水ハウス
順位 | 会社名 | 2024年11月期 広告宣伝費 (百万円) |
前年 広告宣伝費 (百万円) |
広告宣伝費 前年比較(%) |
売上高 (百万円) |
---|---|---|---|---|---|
1 | 積水ハウス | 58,856 | 54,677 | 108% | 3,107,242 |
2 | 大和ハウス工業 | 33,024 | 32,312 | 102% | 5,202,919 |
3 | 飯田グループホールディングス | 15,756 | 15,865 | 99% | 1,439,180 |
1位は積水ハウスで、広告宣伝費と販売促進費を合わせた金額は588億5,600万円でした。前年から41億7,900万円のプラス、前年比108%と、広告宣伝費を増やしています。
2位は大和ハウス工業で、広告宣伝費の合計額は330億2,400万円でした。昨年から7億1,200万円のプラスで、前年比102%の増加となっています。
1位・2位の企業は、勘定科目の「広告宣伝費」の項目だけを見ると、1位大和ハウス284億7,300万円、2位積水ハウス239億4,000万円と順位が逆転します。しかし、販売促進費を合計すると積水ハウスが上回る結果となっています。
3位は飯田ハウスグループホールディングスで、広告宣伝費は157億5,600万円でした。昨年から1億900万円のマイナスで、上位3社のうち同社だけが広告宣伝費を削減していました。
調査した20社全体では、広告宣伝費は前年比104%のプラスになりました。もっとも、広告宣伝費を公表している20社中8社が前年より広告宣伝費を減らしており、各社の広告戦略には違いが見てとれます。
順位 | 会社名 | 2024年11月期 広告宣伝費 (百万円) |
前年 広告宣伝費 (百万円) |
広告宣伝費 前年比較(%) |
売上高 (百万円) |
---|---|---|---|---|---|
4 | タマホーム | 12,539 | 11,511 | 109% | 247,733 |
5 | オープンハウスグループ | 5,625 | 4,718 | 119% | 1,295,862 |
6 | 長谷工コーポレーション | 3,594 | 3,984 | 90% | 747,199 |
7 | ナック | 3,209 | 3,173 | 101% | 54,433 |
8 | フジ住宅 | 1,316 | 1,385 | 95% | 120,388 |
9 | サンヨーホームズ | 1,062 | 1,071 | 99% | 45,860 |
10 | ケイアイスター不動産 | 782 | 662 | 118% | 283,084 |
売上における広告宣伝費率が高い10社
順位 | 会社名 | 広告宣伝費 率(%) |
売上高 (百万円) |
2024年11月期 広告宣伝費 (百万円) |
1 | ナック | 5.90% | 54,433 | 3,209 |
2 | ハウスフリーダム | 5.71% | 11,788 | 673 |
3 | アールシーコア | 5.12% | 12,142 | 622 |
4 | タマホーム | 5.06% | 247,733 | 12,539 |
5 | 安江工務店 | 4.57% | 7,399 | 338 |
6 | Lib Work | 3.23% | 15,435 | 499 |
7 | 日本ハウスホールディングス | 2.32% | 12,890 | 299 |
8 | サンヨーホームズ | 2.32% | 45,860 | 1,062 |
9 | 積水ハウス | 1.89% | 3,107,242 | 58,856 |
10 | グランディハウス | 1.43% | 51,521 | 737 |
20社を売上に対する広告宣伝費率が高い順にランキングすると、以下のようになります。
1位はナックで、売上に対する広告宣伝費率は5.90%と非常に高く、前年比101%と広告費をさらに増額しています。2位はハウスフリーダムで、売上に対する広告宣伝費率は5.71%でした。昨年と比較しても広告費を114%と増額しており、積極的に広告を打つ方針が窺えます。3位アールシーコアが5.12%、4位タマホームが5.06%と、4社が5%を超える結果になりました。この4社は広告費を前年より増額しています。
住宅建設業界をめぐる状況が厳しくなる中で、積極的に広告を打つか、それとも削減するか、経営陣の判断は分かれているようです。
住宅建設業界 広告宣伝費ランキング2025 11位~20位
順位 | 会社名 | 2024年11月期 広告宣伝費 (百万円) |
前年 広告宣伝費 (百万円) |
広告宣伝費 前年比較(%) |
売上高 (百万円) |
---|---|---|---|---|---|
11 | グランディハウス | 737 | 862 | 85% | 51,521 |
12 | ハウスフリーダム | 673 | 591 | 114% | 11,788 |
13 | アールシーコア | 622 | 291 | 214% | 12,142 |
14 | Lib Work | 499 | 462 | 108% | 15,435 |
15 | 安江工務店 | 338 | 339 | 100% | 7,399 |
16 | 日本ハウスホールディングス | 299 | 770 | 39% | 12,890 |
17 | グリーンエナジー&カンパニー | 108 | 62 | 174% | 9,676 |
18 | Robot Home | 52 | 40 | 130% | 8,625 |
19 | エムビーエス | 16 | 10 | 160% | 4,356 |
20 | サンユー建設 | 0.6 | 0.6 | 100% | 10,561 |