日本の高層ビル 延べ床面積ランキング
高さ170mを超える日本の超高層ビルの中で、施設全体の延べ床面積の大きい順にランキング形式でご紹介します。ランキング上位ビルの多くは東京に集中、ほかは横浜、名古屋となっており、大都市にそびえるランドマークとしての役目を果たしています。(リビンマガジンBiz編集部)
集計方法
・高さ170m以上のビルを集計
・複合施設で、建物全体の延べ床面積が示されている場合は、全体の面積を集計
第1位はサンシャイン60、延べ床面積50万平方メートル以上の高層ビルは2棟
1位は東京都豊島区池袋のサンシャイン60で、複合商業施設サンシャインシティ全体の延べ床面積は58万5,872平方メートルでした。
サンシャインシティは5つのビルから構成されていますが、地上60階建て、高さ239.7メートルのサンシャイン60ビルが最も目を引き、池袋のランドマークとなっています。最上階には「SKY CIRCUS サンシャイン60展望台」、58・59階にはスカイレストランがあり、爽快な眺望を誰もが楽しむことができます。サンシャイン60単独の延べ床面積は19万595平方メートルとなっています。
2位は東京都港区赤坂にあるミッドタウンタワーで、複合商業施設東京ミッドタウン全体の延べ床面積は約56万3,800平方メートルでした。2007年にオープンした六本木の東京ミッドタウンは、ホテル「ザ・リッツ・カールトン東京」やサントリー美術館、店舗、オフィスや住居などの複合施設です。地上54階建て、高さ248.1メートルのミッドタウンタワー単独の延べ床面積は24万6,407.74平方メートルとなっています。
3位は、横浜市西区にあるクイーンズスクエア横浜のクイーンズタワーAで、複合商業施設全体の延べ床面積は49万6,386平方メートルでした。東京以外の地域では最も延べ床面積の大きい施設となりました。地上36階建て、高さ171.8mのクイーンズタワーA単独の延べ床面積は9万1,400平方メートルとなっています。
ランキング4位~10位までは東京、横浜、名古屋の高層ビル
4位は東京都中央区の晴海アイランド トリトンスクエア オフィスタワーXで、施設全体の延べ床面積は43万5,606平方メートルでした。高さ195m、44階建てのオフィスタワーXの延べ床面積は12万5,404平方メートルです。
5位には名古屋市中村区のJRセントラルタワーズがランクインしました。名古屋駅に併設されている複合施設で、延べ床面積は駅構内と合わせて41万6,565平方メートルとなっています。
6位は横浜市西区の横浜ランドマークタワーで、延べ床面積は施設全体で39万2,885平方メートルです。個性的なデザインはアメリカの建築家ヒュー・スタビンスによるもので、クイーンズタワーと並んで横浜を象徴する建物となっています。
7位は東京都中央区のTHE TOKYO TOWERSで、地上58階建ての2棟の超高層マンションを中心とする施設は、延べ床面積38万3,340平方メートルとなっています。マンションがメインとなる建物としては延べ床面積1位となりました。
8位は東京都新宿区の東京都庁第一本庁舎で、施設全体の面積は38万1,692平方メートルとなりました。9位の六本木ヒルズ森タワー(東京都港区、37万9,409平方メートル)、10位の大手町プレイス(東京都千代田区、35万4,000平方メートル)と、東京の高層ビルが続けてランクインしています。
なお、本集計では高さ170メートル以上の高層ビルを対象にランキングしましたが、それ以下の建物としては、高さ150メートルのノースゲートビルディングを擁する大阪ステーションシティが53万平方メートルでした。、関西第1位、このランキングでは3位に換算されます。
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