物件管理戸数は積水ハウスが1.1倍と上回る
先ほど、積水ハウスが戸建て住宅販売戸数で1位であることをご紹介しましたが、賃貸住宅の管理戸数においても、積水ハウスグループが大和ハウス工業を上回り、業界2位となっています(1位は大東建託グループ)。
レオパレスショックに続いて発覚した大和ハウスの建築基準不適合問題は、今後も影響が広範に波及していくと考えられます。災害の多い日本では、住宅の安全性が特に重視されます。ひとたび問題が発覚すれば、対象住宅の住民だけではなく、売上や利益、ひいては従業員の生活にもかかわる事態となります。改めて、施工不良問題が生じないための予防策や、万一問題が発見された場合に、早期に適切な措置を講じる仕組みづくりが業界全体に求められています。