営業利益・純利益は順位変わらずも、2位と3位差は縮まる
営業利益ランキングにおいても、1位大東建託(営業利益1263億6900万円)、2位レオパレス21(営業利益229億3000万円)、3位東建コーポレーション(営業利益196億7400万円)の順位は変動しませんでした。ただし、1位の大東建託と2位のレオパレス21の差が、約3倍から5倍以上の差に広がっています。
一方、2位レオパレスと3位東建コーポレーションの差は、売上では2022億7300万円ありましたが、営業利益では32億5600万円と縮んでいます。
レオパレス21は家具や家電があらかじめ取り付けられた賃貸住宅が人気だったため、売上原価や販管費などのコストが多くかかったものと推察されます。
純利益ランキングにつきましても、順位に変動はなく、同様の傾向が見て取れます。
社員数ランキング1位も大東建託
社員数ランキングでは大東建託が1万7161人となり、1位でした。2位のレオパレス21の2倍以上の社員数となっています。一方、レオパレス21と東建コーポレーションの差は1251人となっています。レオパレス問題の影響は今後も拡大が予想されるので、社員数の差は縮まっていくことでしょう。