同じブランドや屋号で展開している不動産売買・賃貸仲介店舗を対象に、店舗数が多い順にランキング形式で発表します。(リビンマガジンBiz編集部)

(画像=写真AC)

集計方法

・2018年8月16日時点で公表されている各企業の店舗数を集計

・対象となる店舗は、不動産売買仲介業、賃貸仲介業のために出店している拠点

・FC、直営に関わらず同じブランド名や屋号の店舗を集計

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1,000店舗超えは1社のみ。上位はFCが占める

1位は、アパマンショップで店舗数は1,149と、今回ランクインした40社の中で、唯一1,000店舗を超えています。アパマンショップはフランチャイズネットワークで異なる運営母体展開しています。FC加盟店本部であるAPAMAN(東京)の2017年9月期の有価証券報告書によると、1,149店舗のうち、直営店は108店、FC加盟店は1,041店でした。前年期の店舗数1,164店と比べると微減しています。地域別に加盟店支援スタッフの配置や、外部講師を招いての勉強会、店舗経営のコンサルティングなどを行うことで、FC事業の強化を図っています。

2位は、センチュリー21で935店舗でした。世界的な不動産フランチャイズの日本でのネットワークです。FC本部のセンチュリー21・ジャパン(東京)は、堅調に加盟店を伸ばしています。もともとはアメリカを本部として世界80の国と地域で展開している不動産仲介ネットワークで、全世界で10万人以上の営業スタッフが共通したシステムでつながっています。不動産会社としては珍しく制服(ゴールデンジャケット)があることでもおなじみです。

3位はエイブルの780店舗でした。その内訳は、直営店422店、ネットワーク店375店、海外店13店となっています。直営店舗の比率が高いことが特徴です。緑の看板を持つ店舗が有名です。単体企業の運営する店舗数ではエイブル本部の直営店舗が最多となります。

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今回集計した企業、上位10社すべてがフランチャイズの事業を全国に展開していることがわかりました。

4位:ピタットハウス     611店舗

5位:ホームメイト      575店舗

6位:LIXIL不動産ショップ  555店舗

7位:HouseDo        514店舗

8位:ミニミニ            480店舗

9位:MAST           450店舗

10位:レオパレス21     298店舗

フランチャイズネットワーク全体で拡大傾向にあります。地域で活動する不動産会社にとっては、ネットワークに加盟することは、宣伝効果の集約や、教育体制の構築や人材採用などでメリットが大きいためです。大手財閥・鉄道系の不動産チェーンに対抗するために、これからもフランチャイズネットワークの拡大が予想されます。


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