不動産テック企業約150社(※)を対象に、社長の年齢を集計し、2018年1月1日時点で35歳以下の社長、27名を若い順に紹介します。(リビンマガジンBiz編集部)
※注=編集部基準
記事内の人物とは関係ありません(画像=Pixabay)
集計方法
・各種メディアや報道で公表されている不動産テック企業社長のデータを集計
・年齢は数え年で集計
27人中、20代社長は9名!若い力で業界は変わる!?
1位は、VSbias(東京・港区)の留田紫雲社長で、1994年生まれの24歳でした。同社のサービス『baberu』は、宿泊施設向けにつくられたもの。複数の宿泊予約サイトへの掲載や予約状況の把握、収益化状況などを一元管理することができます。このほかに、ビッグデータを活用した賃貸物件の宿泊施設化や民泊化、空き家活用サービス『エアリノ』を運営しています。
2位は、matsuri technologies(東京・新宿区)の吉田圭汰社長で1992年生まれ、26歳です。同社は、民泊運営におけるオペレーションサービス『2m2』を提供しています。同サービスは現在では1万5,000以上の施設が導入しており、2018年5月には数億円単位の資金調達を行うなど、今後ますますの成長が期待されています。
3位は、モノオク(東京・杉並区)・阿部祐一社長と、シード(名古屋市)吉川幸孝社長の2名で、1991年生まれの27歳でした。
モノオクは、住居や店舗の余っている部屋やスペースを、トランクルームとして活用するサービス『モノオク』を提供しています。現在全国に1,200の物件が登録されています。これまでは長期間の荷物保管などにはトランクルームを使用していましたが、『モノオク』を使うことでより安価に保管が可能になり、物件登録者もスペースを活用することで副収入が得られるというシェアリングサービスです。
シードが提供する『スマートパーキング』は、空いているスペースをコインパーキングとして貸し借りできるサービスです。同サービスの特徴は、駐車場を予約し、利用した時間分だけの料金を支払うという仕組みです。スマホの機能を最大限に活用しており、キャッシュレスの料金精算や、駐車場までのナビ機能、リアルタイムの満車情報なども確認することができます。
今回集計した27名中20代社長が9名いました。
・ecbo(東京・渋谷区)工藤慎一社長 1990生 28歳
・ラッキーバンク・インベストメント(東京・中央区)田中翔平社長 1990生 28歳
・スペースエージェント(東京・渋谷区)出光宗一郎社長 1989生 29歳
・オルトリズム(東京・渋谷区)紙中良太社長 1989年 29歳
・ワンストーン(東京・千代田区)池山智隆社長 1989年 29歳
不動産業界を変えるかもしれない、若いパワーに期待が集まります。
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