空き家を売却するときに、リフォームは必要でしょうか。新築だった物件でも、年月が経つにつれてその価値はどんどん下降していきます。そこで、少しでも売却価格を上げるために、リフォームで空き家をリノベーションすることは一つのアイデアです。しかし、売却価格が、必ずしもリフォーム代をカバーしてくれる保証はありません。リフォームに高額なコストをかけすぎて、後で損をしないために、今からポイントを押さえておきましょう。
リフォームの箇所はどうしても必要な部分のみ行う
空き家を売却するときには、一定期間放置された物件を改善するために、リフォームをする人もいるでしょう。しかし、すべてリフォームを行ってしまうと、何百万円ものコストがかかってしまいます。ワンルームならまだしも、庭付きの一戸建て住宅では、利益が得られないと言って良いでしょう。もちろん、それなりに売却価格に上乗せできれば良いのですが、現実はそのようにうまくいきません。そのため、損をしないためにも、どうしても必要な部分のみをリフォームするようにしましょう。また、豪華にリフォームするよりも、排水パイプなどのベースをきちんと整えておく方が、買い手にとって購入しやすい物件となります。
リフォームをするときは最低限のコストで行う
空き家のリフォームをするときには、最低限のコストで行うようにしましょう。同じ工事でも、業者によっては、コストに大きな差が出ることがあります。そのためにも、面倒がらず、数件の業者に見積もりをしてもらえば、大幅な損失を避けられるでしょう。普段から、様々な物件工事にかかる費用を比較することで、効率よくリフォーム代を節約することができます。
リフォームをした物件なら買い手に良い印象を与えることができるでしょう。しかし、いくらリフォームをした物件であっても、買い手には高く支払う義務は全くありません。そのため、空き家のリフォームをするときは、最低限の出費でリフォームをすることがポイントとなります。
