マンションを売却するときには、どんなポイントが査定されるのでしょうか。今から予定のない人でも、これから売却をしようと考えている人でも、ここで知識を蓄えておきましょう。需要に見合ったマンションであるには、こちら3つの条件がポイントとなります。
日当たり具合
マンションは一軒家のように、四方がフリーでないため、日当たりは大切な条件となります。さらに都心の密集した住宅街では、10階以上に住んでいても、隣のマンションの影になってしまうことはよくあります。またバルコニーがあっても、北側に設置してあるのでは洗濯の乾きに時間がかかってしまうでしょう。日当たりがよくないと、湿気が多くなりカビが生えたりしますので、日当たり条件を重視する買い手も少なくありません。またそれなりに通気性も悪いので、価値ある査定条件となります。
窓から見える景色
シーサイドホテルを予約するとき、海側と市街側では海側の方が高い値段となります。マンションの査定もこのような条件が当てはまり、綺麗な夜景が見えたり、海が見えるマンションは高い価格で査定されるものです。窓を開けて、店の勝手口や空き地が目に入るマンションでは、買い手もつかないでしょう。うっとりと見とれるほどの光景が楽しめるなら、部屋のちょっとしたデメリットもカバーできるほど買い手を惹きつけます。
マンションの構造
マンションの中には、特殊な構造をしている建物もあるため、マンション全体の住みやすさも考慮する必要があります。モダンなマンションでも、複雑な構造であると生活が不便になります。例えば、忘れ物をしたとき、気分が悪いときなど、部屋までのアクセスが悪いと不自由を感じるでしょう。エレベーターの台数は、マンションの大きさに適合しているかなど、毎日快適に生活するために見逃せない査定ポイントです。
マンションの査定は、そのほかにも色々ありますが、この3つの査定ポイントはマンションに特有のものとなります。売却をするときには、これらのポイントを参考にして、自分なりにおおよその査定をすると良いでしょう。