戸建てを売却するときに、高い価格で査定をしてもらうためのポイントを押さえましょう。家のどの部分が重視されるのか、また周辺の環境も重要なのか、基本的な査定基準をここでチェックしておきましょう。
修理コストがかかる箇所に欠陥がないか確認しておく
一戸建てを購入して、すぐに屋根などが壊れたりしては買い手の出費が重なってしまいます。面倒でも、売却する前には家の外壁から排水管まで、買い手のつもりになってコントロールしておきましょう。また、内装は住みやすさをアピールできるように、コンフォートに整えておけば良い印象を与えることができます。庭がある時は、手入れはもちろん、花を置いたりするのもオススメです。
安全で住みやすい環境をアピール
比較的一戸建てを購入する人は、家族がメインとなります。子供や老人と同居することも考えると、物件だけでなく周囲の環境も重視するでしょう。学校や病院が歩いて行かれる距離にあるかなど、公共施設が家の近くに点在していることも査定価格を上げるポイントとなります。また、一戸建てにガレージがない場合は、駐車場を紹介しておくことも親切な配慮となります。
不動産会社とフィーリングが合うか
不動産会社は、家の売却が終了したらお世話にならなくなります。しかし、一時的なやりとりでも、大金を扱うビジネスパートナーとして心地よい態度を示すことが大切です。査定に直接関係のないことですが、不満ばかりこぼしたり無礼な態度で振舞っては、不動産会社もサポートしたい気持ちが半減してしまいます。高い査定をしてもらうには、こんな初歩的なことでも差が出てくるのです。不動産会社の態度が悪い時は別ですが、わがままを突き通すだけの強引なやりとりは、どこの不動産会社でも高い査定は期待できないでしょう。
一戸建てを売却する時は、家だけでなく周囲の環境も絡んで査定価格が変動します。家はリフォームをしたりすることができますが、周辺環境は自分ではどうにもなりません。しかし、何かしらメリットがあるはずなので、しっかりアピールをすることがポイントです。また不動産会社に好感をもたれる売主として賢く高い査定を狙いましょう。
