土地を売却する時は、物件売却と同様不動産会社に赴く事になります。しかし、土地には物件のように間取りや築年数などがないので、土地の利便性をアピールすることがポイントとなるでしょう。買い手を納得させる土地の魅力を宣伝するほか、満足のいく価格で取引するためにも、良い不動産会社選びをすることは欠かせません。
前もって土地の市場価格をチェックしておく
これは、土地を売却するときの最初のステップとして実行しておきたいことです。同じ広さや環境の土地は、一般的にどのくらいの価格で販売されているのかチェックしましょう。高い価格で売却したい気持ちはわかりますが、平均価格を把握することで後で大幅に価格を下げる必要もなくなります。
土地の利便性をアピールする
いくら広い土地でも、不便な場所では高い価格は提案できないでしょう。そんな時には、どのように土地を活用できるか具体的に提案するようにしましょう。駅から離れていても、繁華街なら商業用に使用できるなど、その地域に合わせたニーズに応える土地であることを伝えるようにします。また、現時点では発展していない環境の土地でも、何年か後に開拓予定があるかチェックをすることも大切です。同時に、土地の価値が上がることにつながりますので、買い手も見つかりやすくなるでしょう。
不動産会社はサービス精神旺盛か
不動産会社によって、売却価格や仲介手数料の差が出ます。査定価格は別として、少しでも対応に不満を感じるようであれば、早めに不動産会社を変えることをお勧めします。初めて訪問しただけでも、せっかちな態度やノルマがあるなど、不動産会社の全体の雰囲気は直感的に把握できるものです。クライアントの意見をしっかり聞いてくれる不動産会社なら、最初から最後まで流れに沿った丁寧な対応をしてくれます。
土地を売却するときは、それ自体は空き地である土地の魅力をどれだけアピールできるかによります。また、親身になって応対してくれる不動産会社を選ぶことで、良い売却ができるでしょう。