マンションを売る時には、引越しや一軒家購入など様々な理由があります。突然の売却が必要でない限りリフォームをして価値を上げたり、より高い査定をしてくれる不動産会社を探すゆとりがあるでしょう。しかしマンションを買うのは簡単ですが、売るのはそう思う通りにいかないのが現実です。マンションの築年数や間取りなど、ある程度自己判断で高い売値を期待しては幻滅になることも多いものです。新しい物件の頭金程度にしかならない場合もあるので売却の前に3つのノウハウを押さえておきましょう。
すでに存在する不備な部分をリフォームをしておく
マンションを購入する人は、大金を出して後悔しない買い物をしようとシビアな目でチェックします。そのためマンションを下見に来るときは、メリットと同時にデメリットも細かく頭にインプットしているものです。マンションを売りに出す前に、リフォームしたからといって必ずしも買主に同意をしてもらえるとは限りませんが、きちんと整えておくことに越したことはありません。また、予算の都合でリフォームできずに売却する場合は、正直に不動産会社に伝えておけば後になってトラブルを防ぐことができます。
目に見えないマンションのメリットをアピールする
初めて訪問する買主は、マンションの間取りや使用勝手、環境などの情報はゼロに等しいです。そのため単に見せたり買主の質問に答えるだけでなく、現実にある、または売主が満足しているマンション自体や環境などのメリットを、できるだけ多く伝えるようにしましょう。仮にデメリットがあったり、迷っている場合にはメリットひとつだけでカバーでき、買主に購入してもらう可能性を高くさせることができます。
信頼のある不動産会社で売却をする
当然のことですが、意外とおざなりになりがちなポイントです。特に急いでマンションを売却したい時には、行き当たりばったりの不動産会社になりやすいのですが、これは注意が必要です。信頼できる不動産会社は、正当な査定だけでなく売れる背景なども把握しているため、なかなか売れなかった場合値下げをする必要性も少なくなります。
最後に…。
マンションを売主が希望する価格で売却するのは簡単なことではありません。売るときはつい価格ばかりにこだわってしまいますが、買主の立場になってリフォームをしたりすることで、需要度も上がることでしょう。