マイホームを売却した後も、もちろん住まいは必要です。賃貸物件に住む方もいれば、新しい家を購入して住む方もいることでしょう。さて、ここでちょっとした疑問が出てきます。それは、「家の売却と購入、どちらが先なの?」ということです。
「どうせ新しく家を購入するなら、すぐに引っ越しをして新生活を満喫したい!となれば、いい物件があったらとりあえず買ってしまおう!どうせ今の家が売れてお金が入るから大丈夫でしょう!」
と思われる方もいるかもしれません。しかし、ここでちょっと待った!この判断は、少し慎重にすべきなのです。ここでは、「家の売却と購入、どちらが先か」について考えてみましょう。
「購入先行ができる場合」と「売却先行をしなければならない場合」がある
現在の住んでいるマイホーム。これを売却して新たな住まいとして新築物件や中古物件を購入する場合、先に自宅を売却してお金を得ておくのが良いか?それとも先に気に入った物件を購入しておき、スピーディーに移住した方が良いか?
これについては、以下のことを知るのが参考になります。
●購入先行ができる場合とは
●売却先行しなければならない場合とは
購入先行ができる場合とは
①仮に自宅が売れなくても心配ないように、新しい住まいの購入資金がある、またはローンを組むことができること。
②不動産会社の買取サービスを活用できること。ただし、この場合は買取サービスの取扱いがある不動産会社を選ばなければなりません。
売却先行しなければならない場合とは
①マイホームの売却によって得た資金を購入に充てなければならない場合。
②自宅を売却しなければ、ローンが組めない場合。
そう、売却が先か購入が先かは自分自身の資金状況を確認しての判断になります。売却後の生活が大きくかかってくる問題なので、慎重に見極めましょう。