売却活動前に考えること・身につける知識が、住まいの売却を成功に導く
マイホームを売却しようとしている方は、まずはじめに次の4つのポイントについて考えたり知っておかなければなりません。これは売却を成功させるため、絶対に必要なことです。
❖ 家を売る前に考えること ❖
①なぜ、家を売るのか
②近隣の相場はどのくらいか
③家の売却に関係するお金とは何か
④誰の協力を得る必要があるのか
ここでは、③と④について紹介します。
③家の売却に関係するお金とは何か
最も大切なものは「売却価格」ですが、これは「家を売る前に考えるべきこと・知っておくべきこと1」で紹介したように相場を知ることが大切です。ここでいうお金とは次のようなものを指します。
❖ 物件売却に関係するお金の例 ❖
● 売却にかかる経費
● 移り住む新しい住まいに対してかかる費用
● 住宅ローンの残高
● 今後のファイナンシャルプラン
なぜ、これらのことを考えるのか。それは、売却に対する総合的な判断をするためです。例えば、売却価格が住宅ローンの残高より安い場合、売却で得るお金の他に、ローン残高をまかなう資金が必要になります。仮に手持ちの資金がないということであれば、家の売却を考え直さなければならないかもしれません。
また、売却よりも先に新しい住まいを購入してローンを支払っており、2つのローンを抱えてしまっている場合は、売却価格よりも「売却にかかる期間の早さ」を意識する必要が出てくることでしょう。
④誰の協力を得る必要があるのか
何かに熟練し、上手くこなせるようになるためには経験が必要です。「家の売却」もしかりです。しかし、一般の売主では、家を売るという経験は決して豊富ではなく、「一生に一度経験するだけ」という方も多いことでしょう。
しかも、金額の極めて大きい不動産。上手く売却ができるはずはありません。そこで、住まいの売却のプロである不動産会社を活用するが賢明であり、絶対的に必要なことです。
不動産会社にはマイホーム売却に関する多くの経験とノウハウがあります。しかし、注意しなければならないことがあります。それは、不動産会社であればどこでも良い、というわけではないことです。
不動産会社は、千差万別。仕事に対する考え方や得意なエリアや物件種類も異なります。したがって、売主は自分にベストマッチする不動産会社を自分で選択しなければならないのです。