マイホームの売却を成功させたいあなたに知っておいて欲しい「売却を成功させる売主のマインドのあり方」。そのポイントは以下の4つです。
<ポイント1>買主は売主の希望を叶えてくれる「パートナー」と考える
<ポイント2>マイホームの「好きなところ」をとことん見つめなおす
<ポイント3>不動産会社の営業担当者に「心」を開く
<ポイント4>とにかく「前向きな」売却理由をつくる
前回の「マイホームの売却を成功させるために……とても大切な<売主マインド>①」ではポイント1と2を解説しました。
今回は、ポイントの3と4を紹介します!
ポイント3:不動産会社の営業担当者に「心」を開く
マイホーム売却には欠かせないパートナーである不動産会社。不動産会社との付き合い方は、つまりはその会社の営業マンとの接し方です。不動産会社の選び方はまた別の記事でご紹介しますが、せっかく最高の不動産会社を選択しても、営業マンとのコミュニケーションがうまくいかないと、選択した会社の良さが存分に発揮されない場合もあります。
そしてその接し方のポイントとしては、「心を開く」ということ。それには「営業マンを信頼している」ということを伝えることが大切。例えば、査定の時から売却理由を明確に伝えましょう。成約価格に大きく影響する売却理由もあるので、ある程度のプライバシーの開示は必要です。買う方も売主の売却理由を聞いてくる場合も多いので、営業マンも必要最小限の事は答えなくてはいけません。売主の心の開き度合いによって、営業マンも一生懸命売主のために動きます。
ポイント4:とにかく「前向きな」売却理由をつくる
「なぜ、マイホームを売却するのか」という売却理由。買主は、これを必ず気にするといえます。人は、自分と反対のことをする人には敏感になるものだからです。仮に売主にとっては「単なる住み替え」であっても、買主は「何かあったから売るのではないか?」、と余計な心配をしてしまうことがあるのです。
したがって、家の売却には必ず「前向きな」理由をつくるようにしましょう。例えば「間取りが使いづらい」や「家が狭い」などといった理由であっても、「自分たちのライフスタイルに合わなくなった」など、表現を変えて伝えるようにすることが大切です。