福岡県における空き家の現状とは?

総務省が行った「平成25年住宅・土地統計調査」の概要によると、福岡県では約32万戸の空き家が確認されました。深刻化してきた空き家問題に立ち向かうため、福岡県では空き家活用のセミナーや相談会を実施し、空き家の活用事例についても積極的に紹介しています。こうした活動は福岡県の各自治体でも行われており、自治体が運営する空き家バンクは25件以上あります。ここでは北九州市と那珂川(なかがわ)町の取り組みについて紹介します。

  北九州市が行う空き家バンクとは?

北九州市が行う空き家バンクは「北九州市空き家バンク」です。空き家の所有者が北九州市に賃貸や売買を希望する物件を登録することで、市のHPに住宅情報が掲載される仕組みになっています。なお、物件を探す人の事前登録は特に必要ありません。問い合わせの対応や住宅の見学等については、北九州市から委託された団体が間に入ってくれるため、所有者の負担は軽減されます。物件登録情報として、これまでの契約実績などが公開されているため、一度ご覧になってみてはいかがでしょうか。


  那珂川(なかがわ)町が行う空き家バンクとは?

那珂川町が行う空き家バンクは「SUMITSUKE(すみつけ)那珂川 空き家バンク」です。こちらでは那珂川町の南畑地区にある里山エリアの空き家を中心に紹介しています。空き家の所有者が空き家バンクに連絡し、無事に登録されると物件紹介のコラムと共に掲載されます。なお、物件を探す人の事前登録等は特にありません。問い合わせの対応や住宅の見学等については、委託された団体が間に入ってくれるため、所有者の負担は軽減されます。

気になる自治体の空き家バンクを検索してみよう!

福岡県ではここで紹介した北九州市、那珂川町以外の自治体でも空き家バンクの取り組みが行われています。気になる地域や通勤、通学等の条件に合う地域がありましたら、空き家バンクがあるか検索してみてはいかがでしょうか。

 
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