戸建てやマンションを売買する時、さまざまな平均が気になりませんか?価格はもちろん、売買期間や築年数など。今回は、色々な平均値について、ご紹介します。

■価格の平均

平均的なデータとして、最も知りたいのが、どのくらいの価格で売買されているか?

ということではないでしょうか。それぞれの平均の調べ方について、ご案内します。

 

土地の平均価格

戸建ての場合、まずは自分が持っている不動産の土地が平均どのくらいの価格で売買されているのか、知りたい人のではないでしょうか。土地の相場は毎年、国土交通省が「土地総合情報」として、3月に公示しています。これを調べても良いのですが、同じく国土交通省が公開している「土地総合情報システム」というサイトで調べると、不動産取引価格情報を簡単に確認することができます。

 

似た家を探す

戸建てやマンションといった建物に関しては、同じ立地でも、土地の広さや築年数などによっても価格は変わってきます。自分の持っている、あるいは買おうとしている不動産の平均売買価格を知りたい時は、不動産情報サイトで、同じような物件を探してみるのが一番わかりやすいでしょう。サイトによっては、価格相場の平均をデータとして提供しているものもあります。うまく活用して、平均価格を確認してみましょう。

 

■期間の平均

不動産の売買は、どのくらいの期間で終了するのでしょうか。また、実際に売却する人は、どのくらいの期間その家に住んでいたのでしょうか。今度は期間について確認してみましょう。

 

売却期間の平均

 戸建てやマンションやどの不動産物件を売買する時、実際の取引はどれくらいの期間が必要なのでしょうか。

売却に関しては、首都圏では約2.5か月で決まることが多いようです。物件の性質からか、マンションよりも戸建ての方が、売却に時間がかかるという傾向があるようです。一方、購入に関して、入居まで平均どのくらいの期間が必要なのでしょうか。一般的な住宅ローンを利用しての契約の場合、こちらも同じく約2.5か月だそうです。

 

売却築年数の平均

国土交通省の不動産取引価格情報データによると、不動産取引における中古住宅の平均築年数は、約17年だそうです。都道府県別にみると、島根県が最も長い約26年、愛知県が最も短い約13年という結果でした。不動産投資としての価値が高い都道府県については、平均築年数が短いという傾向にありました。

中古の物件は、戸建ての場合は約20年、マンションの場合約15年で最も価格が下落するため、17年前後で売るという人が多かったようです。

 
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