みなさんこんにちは、ファイナンシャル・プランナーの大間武です。
今回は住宅購入について譲れない条件について考えてみたいと思います。
住宅購入は人が生活する上で拠点となる場所を決め、
そこを中心に何十年という長期間生活することとなるため
一生の中で行う大きな決断の一つと言えるでしょう。
そして、ほとんどの方は住宅ローンを契約し、
最長35年という長期間に渡り返済を行うことになります。
住宅購入を検討する時間より住宅ローンを返済する時間が長いはずです。
住宅購入後に自分の意志で自由に変更、増設等ができれば良いですが、
なかなか条件が合わない場合も多いです。
だからこそ、より納得度の高い住宅購入を行っていただきたいと考えております。
下記に掲げる住宅に関わる条件を参考にしていただき、皆さんの住宅購入に関する条件、
ここだけは譲れない条件を再確認していただき、
よりよい住宅購入につなげていただいたいと思います。
<住宅の立地>(生活の拠点をどこに設けるか?)
生活の拠点となる住宅の立地についてどのような立地条件を希望されますか?
鉄道〇〇線沿線、駅から徒歩〇分以内、近くにスーパー、病院、保育園、学校などの
施設がある、勤め先まで〇分以内で通勤できる、実家まで〇分以内で行ける、
<住宅の形式>(戸建てorマンション)
住宅の形式は戸建てを希望されますか?それともマンションを希望されますか?
他人に縛られることなく生活したい、庭がほしい方であれば土地付き一戸建てになるでしょうし、
あまり気にしないもしくはマンションの方が住みやすいという方であれば
マンションという選択になるでしょう。
また別の視点から立地条件を重要視した結果としてそこに立っていた住宅によって戸建てもしくは
マンションになったという方もいらっしゃるかもしれません。
<住宅設備の条件>
戸建てであれば、エコ関連設備(ソーラー発電、エコキュートなど)が最初から設置されている、
気密性が高い、車の駐車スペースが〇台分ある、庭が広い、間取り、部屋の数、部屋の広さ、
リビングダイニングの位置、広さ、形、日当たり、水回りの設備など
マンションの専有部分については、気密性、窓の形式(二重窓等)、間取り、日当たり、
階数や位置(角部屋、高層階など)水回りの設備など
マンション共用部分については、エコ関連設備、防犯カメラなどの防犯対策が
どのように完備されているか、共同玄関の鍵の形状、形式、宅配BOXの数、
マンション内専用共用施設として保育園、コンビニ、パーティールーム、来客用の宿泊施設など
各種条件は各自様々でしょうが、まずは条件、希望を列挙していただき、
その中から「ここだけは譲れない」という絶対条件を選択し、
優先順位をつけていただくことによって
みなさん自身の希望する納得度の高い住宅購入につなげてください。