皆さん、こんにちわ。いや、こんにち腋毛の女王、黒木香。埼玉県川口市鳩ヶ谷で、いつも明るく元気で朗らかにコミカルダンディーにをモットーに行政書士ダンディ法務事務所の所長をしている行政書士&マンション管理士の大熊厚史です。前回は「正確に自分の住所・名前を書ける人が10人に1人もいない!!」という恐ろしい現実について書きました。今回も司法書士の父から「お前コラム書いてるんだろ。それならこれをテーマに書いてくれ。」と言われたので父の熱い想いを代弁して書かせて頂きます。

 まず人間には固定観念という物があります。この不動産業界、マンション管理業界、行政書士業界にも無数にあります。多くの人は自然にそれを受け止めて疑問を持ちません。だがしかし、それは非常に危険な事なのです。長井秀和風に言うと「その固定観念は危ないから気を付けろ!!」です。

 貴方は役所が出す書類は正しいという固定観念を持っていませんか?その固定観念は、ちゃんちゃらおかしいです。日本人は権威主義で、お偉いさんの役所は絶対に間違わないと思い込んでしまっている人が非常に多いのです。しかし、お偉いさんも人間です。下らないケアレスミスもします。

 法務局が発行する登記簿謄本。単純な住所の記載ミスなど、よくあります。市役所が発行する戸籍謄本・住民票・印鑑証明書も同様です。まず書類を受け取ったら、役所は間違うものだと言い聞かせながら自分の目でそれが正しいか念密に調べて確認を怠わらないで下さい。自分の目だけを信じて下さい。常識や固定観念に惑わされないで下さい。

 役所を信じたばっかりに、とんだとばっちりを受ける人は正に自業自得です。ミスをした役所も悪いが、そのミスに気付かなかった貴方ももっと悪いのです。

 役所の人間の気持ちになって下さい。毎日毎日流れ作業のように申請を受けてデータをコンピューターに打ち込んでます。それは過酷です。たまには間違えます。それが人間じゃないですか?

 役所のミスを発見しても怒らずに優しく指摘して訂正を促す。それこそダンディーな姿勢だと思います。

 日本人が皆、ダンディーになれば、笑顔に溢れた朗らかな理想郷になると思いませんか?そうなる事を切に願います。

 
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