こんにちわ。いやこんに千葉真一。埼玉県川口市鳩ヶ谷で行政書士ダンディ法務事務所の所長をしている行政書士&マンション管理士の大熊厚史です。前回は連帯保証人の恐さについて、生々しく熱く語らせて頂きました。今回はマンション管理士の大熊厚史として、危険なマンション管理組合について熱く語らせて頂きます。
マンションに住んでいるならば、マンション管理組合との付き合いは欠かす事が出来ません。貴方が住んでいるマンション管理組合はどうですか?
マンション管理組合の中には、残念ながら管理組合本来の目的を忘れてしまっているような、ダメダメな運営を行っている場合も多々あります。こんなマンション管理組合は気を付けろ!!という例をいくつか挙げてみます。
「理事の入れ替わりが激しい」・・・理事が毎年頻繁に変わっている。そのせいで、それ以前の管理に関する活動や基本方針が上手く引き継がれずに、非効率的な管理組合の運営が起こらわれてる可能性が極めて高い。
「管理規約を具体的に行使する細則が全く無い」・・・管理規約中で具体的に定められてない事項に関して、より具体的な基準を示した細則が設けられてないのは非常に危険です。住民が混乱してトラブルが起こる可能性が極めて高い。
「駐車場の使用料に関して、管理費会計に組み入れている」・・・駐車場の使用料は、本来ならば管理組合の有力な収入源です。本来なら集められた駐車場使用料は修繕積立金に充当される事になってます。しかし、マンションの売り主側が、管理費の安いことをそのマンションの最大のセールスポイントにしたいと考える時に、駐車場の使用料を管理費会計に無理矢理充当し、住民から収集する管理費を低くして、あたかも管理費が安くてお得な物件だと偽装するケースがあります。後々、修繕積立金が不足して、結局は住民が多大な負担を強いる事になるから危険です。タダより安いものは無い。安いものには理由が必ずあるから気を付けて下さい。
このように危険な運営をしているマンション管理組合は、たくさんあるのです。貴方の住んでいるマンション管理組合は大丈夫ですか?
無関心な人が非常に多いのが現状です。
何か疑問や不満があったら、マンション管理士に相談しましょう。