皆さん、こんにちわ。初めてコラムを書かせて頂く行政書士ダンディ法務事務所の所長の行政書士&マンション管理士の大熊厚史です。今後とも宜しくお願い致します。

 今回、何について書こうかと思いましたが、まずは自分が取得した不動産業界、特にマンション管理業界では有名なマンション管理士という資格の闇について実体験を交えて熱く書かせて頂きます。

 皆さんはマンション管理士という資格が何なのか?知っているでしょうか?

 私の友人にマンション管理士に合格したと伝えたところ、反応は「マンションの管理人になったんだね、おめでとう。」でした。一人だけじゃありません。同じ反応をいくつも頂き、その度にズッコケました。

 世間のイメージはマンション管理士=マンションの管理人。紛れもない事実です。悲しくなるがこれが真実です。

 マンション管理士試験はマークシートで50問で七割前後取れたら上位8%ほどが合格出来る難関試験です。

 不動産業界やマンション管理業界では一目を置かれています。

 しかし悲しいかな。名称独占資格なのです。ただマンション管理士大熊厚史と名乗れるだけなのです。

 業務独占が何一つ無いのです。これが最大のこの資格の問題点であり、大きな深い闇なのです。

 だから現実には資格コレクターやマンション管理会社に勤務している人が箔を付ける為にだけに存在している資格に成り下がってます。

 マンション管理士として独立して事務所を持っている人もいますが、極めて稀です。ハローワーク行って求人すれば分かります。マンション管理士を求めてる求人は本当に少ないです。そもそもマンション管理士を本業にして生活出来てる成功者がまだまだ極めて稀なのが現実です。

 そこで資格が埋もれてしまっている現実に抜本的なメスを入れて欲しいと強く望んでます。せっかく作った難関資格を無駄に放置しているのは、あまりに勿体ないではありませんか?宝の持ち腐れ状態です。今こそ改革をするべきです。

 マンション管理士を業務独占資格にしましょう。

 マンションの理事会にはマンション管理士が必ず一人は同席しなければならない事にする。

 マンションの不動産の売却には重要事項説明時にマンション管理士が立ち会わなければならない事にする。

 マンションには独特の区分所有法があり、修繕積立金の問題や滞納管理費が中古物件なら買主に承継される等、マンションの売却にはマンション管理のスペシャルストのマンション管理士の出番とする。

 これだけで一気にマンション管理士の知名度も需要も大幅にアップされ、人気資格の仲間入り間違いなしです。

 もうマンションの管理人と間違えられるような不名誉もなくなります。

 これを読んでマンション管理士という資格に興味を抱いた方。今こそオススメです。是非とも今年受験して下さい。

 この資格は未知数です。未完成です。だからこそ大化けする可能性があります。

 株で成功する人は、大化けしそうな未知数の会社を見付けて先手を打って大儲けします。それと同じです。

 マンション管理士という資格の未来が、輝かしいものになる事を切に願います。

 

 

 
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