前回は新築マンションのメリットとデメリット、特徴について話しました。前回の内容を読んで「これなら自分はやっぱり新築マンションの方がいい!」や「うーん、新築にしようと思っていたけど中古マンションも視野に入れようかな?」など、それぞれに思うことがあったと思います。でもどちらかに決めるなら今回の中古マンションメリットとデメリット、そして特徴を知ってからにしましょう。

中古マンションの一番のメリットといえば、同じ立地条件の新築マンションを購入するよりも安い金額で購入できることが多いということですよね。また中古といっても築年数の浅い物件があったり、部屋の中だけでなく外装などマンション全体をリフォームしている物件があったりします。「中古」という言葉だけを聞くとすごく古いマンションというイメージを持つ方もいるかもしれませんが、実際に見学に行ってみるとイメージをくつがえされる物件も多くありますよ。

また新築マンションにくらべて物件数が多いのも、中古マンションのメリットです。ピンポイントで「この街のここにマンションがほしい」と思った場合、新築マンションならこれから建築予定のものを探すか、着工したけれどまだ完売にいたっていないものを探すかと範囲がかぎられてしまいます。しかし中古マンションであれば築年数などを問わなければ選択肢が豊富なのです。

ほかにも実際に入居する部屋やマンション内の雰囲気、周辺環境などを見てから購入を決められるという点もメリットですよね。

逆に中古マンションのデメリットの1つとしては耐震性や設備の古さがあります。とくに1981年の新耐震基準以前の建物には不安を持つ方も多いでしょう。また「もうできあがっているコミュニティの中に新たなメンバーとして入って、上手になじむことができるだろうか?」という心配を持つ方もいるでしょう。

前回、今回と話したようにどちらにも良い点もあれば悪い点もあります。でも自分が求める条件に近いのはどちらか、どの条件なら譲歩できるかなどを考えて、より良い方を選ぶようにしてくださいね。

 
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