前回は新築マンションと中古マンションには、新しさと価格という違いのほかにもいろいろな違いがあるということを話しました。今回はそこから一歩進んで、新築マンションにはどんなメリットとデメリット、特徴があるのかということを考えていきましょう。

まず新築マンションの大きなメリットといえば、マンション全体が新しく最新の耐震基準を満たしていて、設備も最新のものを取り入れたものが多いということです。中にはコンシェルジュやクリーニング受付業務などを行うフロントサービススタッフが常駐しているというような、最新のサービスがそろっているところもあります。

また前回も話しましたが、マンションの建設と一緒に敷地内に公園をつくったり、遊歩道を設置したりという周辺環境の整備がおこなわれることもあります。

ほかにも新築マンションでは入居者がほとんど同時に入ることによって、新しいコミュニティをみんなでつくるというかたちになります。新築マンションに入居する人たちには収入やライフステージが同じ世帯が多いので、友達になりやすいのだそうです。また同じ年代の子供を持つファミリーと仲良くなりやすいというメリットもあります。

逆にデメリットには同じ広さや立地条件の中古マンションと比べて、価格が高いというのが大きいのではないでしょうか?「新しいものなのだから仕方ない」と思って購入する人も多いと思うのですが、中古マンションの中には最近建ったものなのに新築よりも数段安く販売されているという物件もあります。これは新築物件に的をしぼった探し方では見つからない物件ですよね。

また購入を決める前に実際の物件を見ることができないものが多いというのも、新築物件のデメリットの1つです。いくら再現度の高いモデルルームがあるとはいえ、窓からの景色や実際の間取りを体験できないのは辛いですよね。ほかにも新築は中古にくらべて数が少ないので、実際に気に行った物件を購入するまで時間がかかるというのもデメリットです。

 
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