タワーパーキングの待ち時間に生じる、他人の視線
最近はタワーマンションが増え、駐車場もホテルのように、マンションの中心部分を使う
タワーパーキングが普及しています。
タワーパーキングの良いところは、屋内駐車場となるので車を綺麗なまま駐車できること、
タワーパーキングの出入口が、必然的にマンションに近くなるため、大抵のタワーマンションは、
雨に濡れず、車を出し入れできるように工夫されています。
一方で欠点は、屋内駐車場であるため、どうしても全高や全長、全幅に制限があり、
大型車などは屋外駐車場に止めざるを得ない点です。
そしてタワーマンション特有の欠点として、高層階と低層階に分譲価格の開きがあった場合、
元々乗っている車が違うため、低層階で安い車に乗っている人は、嫌でも他人の視線が
気になってしまう事です。
同じような価格帯で分譲されたマンションは、購買層も同じため、乗っている車も同じレベルで
駐車場で他人の視線はそれほど気になりません。
しかし、タワーパーキングは1台出庫するのに最低3分以上はかかるため、混雑する時間帯になると
どうしても次にどのような車が出てくるのか、誰でも興味がわきます。
ここで、ベンツやBMWなどの高級外車が出て行った後に、安い国産のコンパクトカーや
軽自動車が出てくると、他人はそれほど気にしていなくても、自分自身が気になってしまいます。
現に、私が知っているタワーマンションでは、当初あった軽自動車が無くなり、
かわりにレクサスなどの高級車が増えた事例を知っています。
無理な外車購入は住宅ローンとのダブルパンチに
ベンツやBMW、AUDIなどは1台の利幅が大きいため、何とか購入してもらおうと、
0.1%ローンなどの異常に低い低金利キャンペーンを実施することが多いです。
実際にディーラーに聞くと、これらの高級車の約半数は、こうした低金利ローンを
利用しているとのことです。
しかし、ディーラーに言われるままにローンを組んでしまうと、毎月返済の他に
ボーナス返済もあり、これに住宅ローン併用となると、家計がローン返済で
圧迫されてしまいます。
もし、他人の視線が気になるのであれば、中古の外車購入がお勧めです。
外車は値落ち率が高く、予想以上に安く購入できる場合も多いからです。
以上、ご参考にして頂けますと幸いです。