超低金利と言われる今だからこそ、マイホームを購入の好機でもあります。
月々11万以上の家賃であれば、賃貸で10年暮らすと1300万以上の支出になります。
契約内容によっては、さらに2年に一度の更新料もかかってくることもあります。
頭金ゼロ、金融機関からの住宅ローンで融資を受けて、マイホームを購入したとしても
その月々の支出はローンの返済であり、支出ではあるもの、マイホームという資産形成となるなら
35年のフルローンとなっても住宅購入を大いに検討したいのは当然です。
新築に限らず、マイホームを良質な中古物件から購入したい。そう考える方も多くなりました。
市場に出ている中古住宅の約半数ほどが築15年以内の物件です。
結婚して子どもが生まれ、家族が増えてくるとこのまま賃貸でしばらく生活するのか、マイホームを購入するのか
考え始めるころですが、金利が低くなっているこの時期に家賃程度の返済額ならローンを検討してみようか、
となることは多いかもしれません。
住み替えの時代と思うほど、リフォームやリノベーションで築年数を感じさせない、美しい住まいも多く、
リノベーション済み、という物件を見ていると、システムキッチンやバスルーム、洗面化粧台などの水廻り、
フローリングやクロス張替え、オール電化など最新の機能を持つ設備で生まれ変わった家も
とてもみどころがあるものです。住宅は、築年数によって評価されますが、今後は新築時からの経年数でなく、
事実上の築年数、すなわちその住宅の実質的な築年数を評価する方向となることが示されています。
単純にその家を建ててから何年経っているか。ではなく、耐震性、省エネ性、雨漏りや水漏れがないことを評価する
というものです。耐震補強や省エネ住宅に対しての評価を考慮するのであれば、機能的な設備の整備、
雨漏りや水漏れへの管理が行き届いた住まいには高評価が期待できます。
中古住宅を探す際にはこうした評価も考慮して、良質の家を探す指標のひとつにしていただければと思います。