不動産売却を決めたいけど、この家は売れるかしら。
そんな不安はだれにでもあるでしょう。その家は売れるかどうかは、やはり売主しだいです。
この家に住みたいと思ってもらえるように努力している売主は売却に成功します。
思い出もあり、大切に暮らしてきた家だからこそ、いつまでも住みたい家であってほしい。
その思いが家にも現れて同じ築年数でもあきらかに違います。
これまで念入りなお掃除や、ていねいなメンテナンスを受けて愛情をかけられた家。
補修も目先のことでなく、ずっと先のことを考えて行ってきたとわかる補修がなされています。
そんな家は、化粧品CMで「マイナス〇歳肌」、と言っているのと同じように
家の見た目年齢が若いです。その築年数を感じさせず、付加価値をもたらします。
気をつけるのは、一見若い、見た目だけ、というのと違い、
屋根や外装のような見える部分だけではなく、
配管や水回りなど傷みやすい部分も定期的なメンテナンスや補修がされてきている事です。
新築当時の建築材料も、最新の良質で適正な価格の素材に交換するだけでも
経年劣化への耐久性が上がるものは少なくありません。そうしたことにも敏感な売主だからこそでもあり、
建築材料の技術開発がますます進んでいるおかげだとも言えます。
長年のこまめなお掃除や念入りな補修で、家自体の傷みが軽減されているので
これからも安心して住める「健康長寿」な家でもあるわけです。
購入当初は家を売ることは考えていなかったけど、
これからもこの家は誰かの良い住まいであってほしい。
売主が住みたい。そう思える家だからこそ売れるのです。
査定時には、事実上の築年数で不動産評価するものではありますが、
知識豊かな不動産会社のプロは、その価値を知っています。
だから「住みたい家」は売却価格も同様の条件である物件の中でも
良い価格で売却が決まることが多いと言えます。
不動産売却時のために訪問査定が決まったら、できる限りきれいにしておきましょう。
「きれいに掃除が行き届いて整理整頓された家」を「住みたい家」として評価をうけられるように。