風水と聞くとどのようなイメージをお持ちでしょうか。
もしかすると中にはさまざまな風水グッズが思い浮かんで、ちょっとふだんの生活には
取り入れづらいとお考えの方もいらっしゃるのではありませんか?
東洋ならではの陰陽、五行を取り入れた風水。その歴史は中国4000年と言われています。
古くは系統立てた学問として古代中国の思想で・・・などと解説されている本やサイトもたくさんあります。
その歴史ある風水、静かにブームも拡がって、じょうずにお部屋のインテリアやリフォーム、
新築時に積極的に取り入れる方も少なくありません。
設計事務所でも風水を活用した設計が得意なところもあります。
よく見かける建物やオフィスにも、風水はさりげなく取り込まれています。
多くの方があわただしく勤務する会社では、その生産性向上に欠かせないのがクリエイティブな空間づくり。
過酷なほどのスピードを要求される職場でも、イノベーションを起こすためのレイアウト設計を考えられています。
「気のせい」ではない「気の流れ」。
「気の流れ」をコントロールした空間は、ストレスを軽減し、ひとりひとりの生産性を向上させているのです。
目に優しく、穏やかな居心地も感じさせるインテリアの素材や色が、働く人々に良質な空間での安心感をもたらし、
その精神状態が冷静な判断力や新しい想像力のサポートになることは心理学的な解釈からも説明ができます。
ひとぞれぞれが持つ能力や特性に応じて気の流れはもちろん異なりますが、
バランスよく整えるサポートをする役割が風水にはあります。
オフィスでの例で今回はお話ししましたが、売却のために付加価値を検討中の方にも
この風水を取り入れたリフォームはおすすめします。
おおがかりなものでなくとも、壁紙の色や素材、その気の流れに合わせた調整を行うという目的で
専門家に相談してみるもよし、ご自分でお好みのデザインやDIYが得意な方にも
楽しみながら風水を活かしたリフォームで今以上の付加価値を生み出してみてはいかがでしょうか。