不動産を売却するためには、リフォームやリノベーションが不可欠!
そう思うと、なんだか売却のハードルが高く感じられて
不動産の売却は難しいのではないかとお考えではありませんか?
買い手を見つけるためにはもちろん努力は必要ですが、
ハロー効果、とか好感度、とか、人は見た目が9割などなど
安心や安全なども含めた良い印象づけをすることだけでも、購入希望者を得ることは可能です。
さまざまな事情で売却の必要性が生じているのに、
あろうことかさらに無理をしてリフォーム費用をねん出したりローンを組んだりしては本末転倒です。
できる範囲での小規模なリフォームや、DIYでのマイルドなリフォームでも、暮らしやすい家をアピールし、
その住まいに魅力的な付加価値を生み出すことをめざしましょう。
まずは、査定での印象を良くして不動産会社にこの家を売りたいと思ってもらうこと。
玄関まわりからすでに査定は始まっています。
室内は清潔で整頓された状態が望ましいのは言うまでもありません。
また、機能性や眺望の良さなど有利な特徴があれば遠慮せずに伝えましょう。
しかしこの査定で隠していて後からわかった場合のトラブルなどは絶対避けなければいけません。
重要事項の説明義務で、瑕疵担保責任を問われます。
そのため、問題点は正直に申告しましょう。改善の余地があればその相談にものってくれるはずです。
不動産会社の査定をクリアすれば、売却のステップは着実に進んでいます。
購入希望者が見学したいといえば、居住中でも見てもらい、心証を良くしておきましょう。
このときにホームインスペクションの話もするようにしておくと購入希望者にも安心感をもって検討してもらえます。
早く売りたいから、とこの住宅検査を避けるようでは購入希望者にとっては不信感をもたらし逆効果です。
誠実な売主としてできる限りのことをしておけば、仮に耐震性や雨漏りなどに問題があっても
それはリフォームやリノベーションで改善は可能なのか、
解決するためにどうすればよいかを考えるだけの話なのです。
売主として現実的にできることには誠意をもって取り組むこと。
それが不動産売却を成功させるためのたいせつなポイントです。